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親を看る

日記
07 /28 2014
夕飯の支度をしていたら母が「何かやろうか?」と聞いてきた。
いつもなら面倒なのもあって、いいよと言うのだが、最近の母は何もしなくても全部やってくれると思っているような節があるので味噌汁を作ってもらうことにした。
母は口だけのつもりだったのか「えっ本当にやるの?」みたいな顔をした
豆腐とわかめとねぎの定番だが、ねぎが1㎝幅くらいのぶつ切りになっていてびっくりしたがちゃんと出来上がった。
やればできるじゃん!!明日からもやってもらおうっと。

親を看ることについて考えた。
母は「あんたが看なかったら誰に看てもらうの?」とよく言うのだが、この言葉は本当に気がめいる。
母の世代の人のほとんどが子が親を看るのは当たり前だと思っているのだろうが、子供は親の老後を看るために生まれてくるのではない。
私が長男と結婚して家を出たときにはまさか帰ってくるとは思わなかったはずだ。
父も「お前の世話にはならん」と言っていたし、あのまま家庭がうまくいっていたら私は同居を選んでいない。

父が亡くなり母はすべてを私に依存するようになってしまった。
母は自分の親も義理の親も老後の世話をすることがなかったから介護の辛さもわからない。
親を看ると言うのは相当な覚悟がいることなんだよ。
残念ながらこんなこと母に言ってもわかるはずもないけどね。

親は自分の老後に責任を持たなければならない。
子供の生活を壊してはならない。
だから私はもしも認知症になったら早い時期に施設に入ろうと思う。
認知症にならなくてもしっかりしているうちに施設に入ろうと思う。
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uncha

認知症の母を見守りながら生きています