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アトピー

日記
07 /21 2014
私は小さいころからアレルギー体質で、湿疹やかぶれがひどく特に夏はあせもができると膿んでしまって大変だったと母からよく聞かされていた。

一番大変だったのは子供を出産したころで、体も顔も頭の中も湿疹だらけになって、顔は赤黒く変色し瞼はいつも腫れ上がっていた。
このころ「アトピー性皮膚炎」と今どきの病名がついてしまった。
何年か経つといったん落ち着いてまた何年か経つと悪化するを繰り返していたが、ここ数年は何とかいい状態が続いてた。

だが、この4月くらいから非常に状態が悪く特に手の指が困った。
無傷なのは右の小指だけであとの9本はかぶれがひどい。
副腎皮質ホルモン剤を否定する医師は、すべての水仕事はゴム手袋をしろと言うがそうはいかない。

母は痛々しい娘を不憫に思い心配しているのだろうが、初めて知ったかのごとく「いつもそんな風になるの?」「原因はなんなの?」「病院には行っているの?」「治らないの?」と見るたびに聞いてくる。
小さいころのことは覚えてないのだろうか?一番大変だったころのことも?
もう30年以上病院にも通っているのになんだか悲しくなるね。
しかも、何度も原因は?原因は?と聞かれるといい加減うんざりしてしまうよ。

アレルギーはほとんどが遺伝から来ている。
父は生サバが食べられなかったし子供はレバーがだめだ。
親にも責任があるんだよとケツをまくってやりたいところだが、母にはだめなものがない。
きっと母は「私のせいじゃなくておとうさんのせい!」と言い切る姿が目に浮かぶ。
くっそ~。
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uncha

認知症の母を見守りながら生きています