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記憶の彼方

日記
11 /17 2016
月に一度帰宅する妹。

迎えに行くと早速母の見舞いに行くと言うので病院に連れて行く。
障害のある妹はこれまで母とべったりで親不孝な私とは比べ物にならないくらい可愛がられていたのだから母の記憶の順番が妹>私であるのは仕方のないこと。
ところがおかあさ~ん、かえってきたよ~と妹が手を伸ばしても何?みたいな母。
ほら娘だよ。待っていたでしょと何度か言うとやっとああそうかと反応する。
物忘れ外来を受診した時に名を聞かれ結婚前の名前を答えた母。
医師が記憶が過去に戻っているのだろうと言っていた。
生まれた所は答えられるのに今住む場所がわからないのはそういうことなのか。
ならば娘など存在しない。
叔父たち>伯母たち>幼いころの友達>父>妹>私
どうやら記憶の彼方にどんどん追いやられていくようだ。

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認知症の母を見守りながら生きています