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母の気持ち

日記
09 /05 2016
病院に行くと看護師がやってきて歯磨きみたいなのを購入してほしいと言う。

何度か食事をしたが呑み込みが悪く中止になっている。
カテーテルを入れるんですよねと看護師が言う。
だからもう食事はとらないから口腔の衛生状態が悪くなるのでなんちゃらティーンというその歯磨きみたいなのがいるらしい。
そうなんだ。
母はもう食べることはないと理解しているのだろうか。
以前母に寝たきりになったら在宅介護は無理だと言ったら「家で看てもらってる人はたくさんいるじゃない」と不満そうだった。
私が母に掛かりっきりになったら他の家族が立ちいかないの。
一人では無理なんだよと言うと「その為にお金を残してる」と母。
お金を使えば何でもかんでもやってもらえると母はわかってくれなかった。
その上「子が親を見るのは当たり前だからありがたいと思ったことはない」とまで言った母。
せめてその言葉は認知症が言わせたと思いたい。
私はいま母の気持ちを踏みにじって入所に向けて疾走している。

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uncha

認知症の母を見守りながら生きています