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閉め出される

日記
06 /25 2016
夕食の片づけが終わって夕刊を取り忘れていたことに気付いた。

郵便受けまでは玄関のドアを開けてたったの数歩だ。
夕刊を取って足元の植木鉢のごみを拾っていたら背後からカチャッと音がする。
慌ててドアを開けようとしたがすでに鍵がかかっている。
私に気付かず鍵をかけたであろう母がすぐそこにいることはわかっていたので開けてよ~とドアをどんどん叩いた。
そこにいるはずの母はすぐには反応せず「どちらさま…」と言う。
開けてよ~ともう1度言うと母が慌ててカチャカチャ何やらしているが肝心の鍵が開かない。
今閉めたカギを反対にひねるだけなのにどうしてわからないの。
たまたま早く帰宅していた子供が騒ぎに気付き無事開錠。
どうやら内側からしか開閉できないカギを一生懸命カチャカチャしていたらしい。
玄関以外から出入りするには窓しかないがすでに雨戸も閉まっていてそれを開けろと言ったところで母には無理だろう。
これはこれは完全に閉め出されていたかもと冷や汗が出た。
まったく油断もすきもありませんわ。

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認知症の母を見守りながら生きています