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固まる

日記
05 /30 2014
母は総合病院の物忘れ外来と整形外科を6~8週間毎のペースで定期受診している。
毎日毎日、腰が痛い、足が痛い、体がふらふらする、眠たくて起きていられない、ふくらはぎの血管がこぶになっている、死にそう…とこれでもかこれでもかと訴えるので、受診の時に先生とよ~く相談してねと念を押してから診察室に入る。

ところが診察が始まるとぼ~っと斜め下を向いたまま微動だにしない。
毎度のことだが固まるのだ。
お加減は?と医師から聞かれても動かない。
ちょいちょいとつついて促すとやっと答える。
「とくに変わりは…」とちぃさ~い声で言う。
おいおいおい、違うだろう。いつも言ってることを聞いてみてよ。
「あの~なんと…お答えすれば…よろしいの?」と私を見る。
あなたはお公家さんかよ~~。

母はスーパー内弁慶だ。
家の中では言いたい放題で「出て行って!」なんて平気で言う人だが、一歩外に出るとおとなしくて優しそうなおばあさんに変態する。
私からするといつも通り医者にここが痛いあそこが痛いとぶちまけてくれたらいいのにと思うのにいつもこんな調子だ。
腰が痛いのよねと言うと「うんうん」
ふらふらするのよねと言うと「そうそう」

結局いつもと同じ薬が処方された。
病院を出たとたん、母は
「あ~疲れた。腰が痛くて死にそう。」と言った。
あのね、だから病院に行っているんだよ。
その言葉、なぜ診察室で言ってくれないんだよ~。
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uncha

認知症の母を見守りながら生きています