謝れよ～

夕食の片づけは母の担当だ。
最近は足が痛い腰が痛いと言うので私がほとんど片づけて、母は最後の鍋やらシンクの掃除をしている。
昨夜は子供が帰宅してから夕食を食べると言うので、炊飯器は保温のままでいいよと言って先に入浴した。

9時ごろ、子供が帰宅すると言うので台所に行くと炊飯器は片づけられていて中の御飯がお皿に盛ってあった。
ラップもかかっておらず周りはカリカリに乾き始めている。
なんでよ～、保温しといてって言ったでしょ。とちょっと強く言ってしまった。
すると母が「わからなかったから」と言う。
聞けばいいじゃんと言うと「お風呂まで聞きに行けない」と言う。
どんだけ離れているというのだ。台所と浴室は背中合わせだ。
その上「炊き立てなんか食べなくていい。チンしたらすむこと。」
これにはカッチ～～～ンと来てしまった。

なに言い訳してんの、屁理屈こねてんの、ごめんなさいだろ!!!!
根性のくそ悪い母である。
私には失敗したらすぐに謝るんだよと教えなかったか?
そういえば謝る姿なんてあまり見たことがない。
そして出ました～。決まり文句。
「もう一緒に住めない!」と母はぷんぷんして寝てしまった。
いいっすよ～私は。

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