蝸牛の復讐
日記
昨年の今頃のこと。
庭の物置の高い棚を片付けようと脚立を出した時だ。
足元に大きなカタツムリがいた。
お~あぶないよ~とよけながら脚立を固定した。
物置は父の専用で誰も手を触れたことがなかった。
中はこれでもかっと言うほど物が詰まっていたが、ガラクタだらけで本当に大したものは何にもなかった。
驚いたの新品の軍手。
出てくる出てくる。一体いくつあるんだろう。
100どころではない。300近く出てきた。
こんなに買い集めていたのかと知らなかった父の事実に触れた気がしてびっくりした。
錆びついた工具や汚れた鍋、曲がったやかん、釣竿などいらないものは全部捨てた。
やれやれと脚立から降りた瞬間、しゃりっと変な音。
あのカタツムリを見事に踏んづけてしまったのだ。
カタツムリは身をよじるようにグニャグニャ動いている。
ごめんよ~と言いながらあわてて家に入った。
翌日、カタツムリは動かなくなっていた。と、庭を見回して唖然とした。
殻の直径が5cmはありそうな大きなカタツムリが1,2,3,4,5匹…とあちこちにいるのだ。
なんで?昨日は確かにいなかったのに…。
復讐に来たのか?すごく怖くなってしばらく庭には出られなくなった。

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庭の物置の高い棚を片付けようと脚立を出した時だ。
足元に大きなカタツムリがいた。
お~あぶないよ~とよけながら脚立を固定した。
物置は父の専用で誰も手を触れたことがなかった。
中はこれでもかっと言うほど物が詰まっていたが、ガラクタだらけで本当に大したものは何にもなかった。
驚いたの新品の軍手。
出てくる出てくる。一体いくつあるんだろう。
100どころではない。300近く出てきた。
こんなに買い集めていたのかと知らなかった父の事実に触れた気がしてびっくりした。
錆びついた工具や汚れた鍋、曲がったやかん、釣竿などいらないものは全部捨てた。
やれやれと脚立から降りた瞬間、しゃりっと変な音。
あのカタツムリを見事に踏んづけてしまったのだ。
カタツムリは身をよじるようにグニャグニャ動いている。
ごめんよ~と言いながらあわてて家に入った。
翌日、カタツムリは動かなくなっていた。と、庭を見回して唖然とした。
殻の直径が5cmはありそうな大きなカタツムリが1,2,3,4,5匹…とあちこちにいるのだ。
なんで?昨日は確かにいなかったのに…。
復讐に来たのか?すごく怖くなってしばらく庭には出られなくなった。

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