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センサー

日記
05 /10 2014
母にはセンサーが付いている。
「認知症」というキーワードに敏感に反応するセンサーだ。
最初の受診時に「アルツハイマー型認知症」と診断されたのだが、その時の言葉がしっかり擦り込まれているのだ。
アルツハイマーはどこかに行ってしまったのだけど。
最近やたらと「認知症」をテーマにしたTV番組などがあるが母は録画をしてまで見たいと言う。
録画したことはすっかり忘れて見直すことは今まで1度もないのだけど
徘徊の様子を見ながら「私もこうなるのね。出かけない方がいいわね。」
へっ、だって出かけないでしょ。足が痛くて歩けないんだから。
万引きをするシーンでは「買い物も行かない方がいいわね。」
だから、行かないでしょ。体がフラフラなんだから。

挙句の果てに「ねぇ。私は認知症って宣告されたんだよね。」
ありゃありゃ、余命宣告みたいになっちゃってるよ。
どうやら母は認知症で死んでしまうと思っているらしい。
だから、記憶障害だけでなく眠いのもしんどいのも全部認知症が原因だと思っている。
説明したところで思い込みは消えることはない。
確かに末期になれば生き方もわからなくなるかもしれない。
その頃には自分のことも何もわからなくなっているんだろう。
たぶん大丈夫。何とかなるよ。
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uncha

認知症の母を見守りながら生きています