fc2ブログ

警戒心

日記
05 /06 2014
我が家は、都会のきつきつに詰まった住宅地にある小さな一軒家だ。
どこの窓を開けてもどこかの窓と鉢合わせになる。

母はもともと警戒心が強いが最近はさらに拍車がかかっている。
誰かにのぞかれている、話を聞かれていると被害妄想のような発言もある。
昼間でもカーテンを閉めているので家は真っ暗だ。

出かける時も大変だ。
さぁ靴を履こうという段になって、2階の戸締りが気になると階段を上り、下りてきたら1階が気になる。
1階を1通りぐるっと回ったら「2階はどうだったかしら」と再び上る。
こうなるとこちらが「さっき見たよ」と言っても全く効果はない。
ぐるぐるぐるぐる3回4回と家中を歩き回る。
やっと納得するまで5分10分かかる。

今度は玄関の施錠だ。必ず私と2人でかける。
ちゃんと施錠したことを確認するためだ。
それでも、しばらく歩きだしてから「玄関のカギかけてない。」と戻る。
これも「かけたよ」と言っても無駄。
ひどいときは車でしばらく走った後に戻れと言う。
警戒心なのか物忘れなのか。出かけるのも一苦労だ。
にほんブログ村 その他日記ブログ 愚痴・ぼやきへ
にほんブログ村 ←よろしかったらこちらへ

uncha

認知症の母を見守りながら生きています