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鎮座する金庫

日記
05 /02 2015
和室の押し入れには一般庶民のわが家には不釣り合いのでっかい金庫が居座っている。

父が亡くなった時、その金庫の鍵のありかも開け方も父しか知らないことがわかって叔父や叔母を巻き込んだちょっとした騒ぎになった。
母が「何が入っているのかは覚えてないが大事なものがあるはず」と言ったからだ。
慌てて家探ししてやっとそれらしきものが見つかって開けてみたら何のことはない中はカラッポ。
焦る母を一人よそにみんな唖然としていた。
母はその金庫すらも信頼することができなくなって銀行の貸金庫を借りたのだがそんなこともすっかり忘れていたようだ。
それにしてももはや大きくて重たいだけの金庫はどうしたらいいのだろう。
ゴミとして出せるのか。
出すにしても1人ではとても運べない。

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認知症の母を見守りながら生きています