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枕元に立つ

日記
02 /23 2015
死んだ人の話ではありません。母です。

最近母は決まって夜中の2時ごろにがさごそと動き回ることが多くなった。
だいたいはトイレに行って1階に下りてぐるっと回ってまた寝室に戻るだけだったが今朝は違った。
私を探している。
隣の部屋で寝ているのに。
そして母はそっとドアを開けて入ってきて枕元に立った。
「寝ているのか…」とぶつっと母。
気づいていないフリをするつもりだったが仕方がない。
どうしたのと聞いてみた。
「おばさんが来るのに寝ていられないじゃない!」と母。
もう100歳になろうかという父のいとこが来ると言っている。
おばさんが来る予定はないし今夜中の2時だよと言っても納得していない様子。
もしかしたら母は夜中の2時がなんだかわからなくなっている?
1階に下りてみると玄関は煌々と明かりがついているし居間はお迎えの準備がしてある。

朝になっても母は起きてこない。
これはこれは悪循環の始まりか。

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uncha

認知症の母を見守りながら生きています