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消えた萩の月

日記
12 /27 2014
子供が旅行のお土産で仙台の銘菓萩の月を買ってきた。

以前お土産を巡っていざこざがあった。
母はその時「食べていいと言わなかったから食べられない」とか
「あの子は食べてちょうだいなんて言ったことがない」とかさんざん悪態をついた。
せっかくのお土産が悲惨な結果になったのでもう買ってこなくていいと言ったのに。

今回子供はおばあちゃん食べてねと何度か言っていたが母がまた忘れると困るので箱に《お土産です。食べてね》と書いておいた。
母は「おいしいね。ありがとうね。」と食べていた。

夕方、母は「このお菓子は本当においしいね」とまた食べている。
箱を開けてみると10個あったお菓子は1個しか残っていない。
母に聞くと「2個食べた」と言う。
10-2=1??
どうやら萩の月はどこかに消えてしまったようです。
たぶん母のおなかの中にね。

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uncha

認知症の母を見守りながら生きています