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自覚

日記
04 /08 2014
母は「認知症」であることをしっかり自覚しているようだ。
すぐに忘れてしまうことや整理ができなくなっていることに
不安を感じていることはよくわかる。

ある日、自室にこもってごそごそしているのでのぞいてみると
大きなごみ袋に衣服を詰めていた。
1つ2つ3つ…
結局15個ほどのごみ袋が出来上がった。

母に聞くとわかりやすいように種類別に分けたと言う。
案の定引出は空っぽになっていた。
しばらくそのままにしてみたが、どの袋なのかわからなくて
いちいち全部開けなければならない。

前の方がよかったんじゃないと言って一緒に引出に片づけた。
翌日には引出の中身がすっかり入れ替わっていた。
しばらく引出から全部出しては入れ替える行為が続いた。

uncha

認知症の母を見守りながら生きています