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奇行

日記
04 /06 2014
母が週2回デイケアに通うようになった。
1日中、自室でぼーっとしていることが多かったのが
月曜と木曜だけは身支度をして出かけるようになった。

初めは拒否もあったが食事がおいしい、ゲームは勝ちたいと
笑顔も見え楽しそうに続けることができていた。

しかし「認知症」は確実に進行していた。
物忘れ、同じ話の繰り返しはますます頻回になる。

私が1時間ほど家を空けて帰宅した時だった。
浴室で音がするのに気付いて行ってみると
母が裸で空っぽの浴槽にいた。
「どうしたの」と問うが「お風呂に入る」と言う。
「まだ昼だしお湯も沸かしてないし」と出るように促すが
強い力で手を振り払った。

険しい顔つきはまるで別人だった。

uncha

認知症の母を見守りながら生きています