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久々に大笑い

日記
09 /17 2014
母の弟が家に来ることになった。
孫(=私のいとこの子供)が陸上の全国大会に出ることが決まり、会場がうちに近いので夫婦そろってやってくる。
叔父の自慢の孫で今年で3年連続の出場だ。

母はこのことが気になってしかたがないようで
「いつ来るんだっけ?」と何度も何度も聞いてくる。
2,3分前に聞いたのにまた「いつ来るんだっけ?」と来る。
あ~もういい加減にしろよと思わず、あなたの頭はザルなの、全部すっかり抜けるんやねと言ってしまった。
すると母は「ひ…ひ…ひ…」と変な声を出したかと思うと「ひゃひゃひゃひゃひゃ…」と泣いているような顔をして笑い出した。
いったん笑いやんだが思い出したように「ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ~」と声はヘンだが大笑いをしている。
母は「泣きそうになったわ~」と言っていたが情けないと思ったんだろうか。

それでも父が亡くなってからこんなに笑ったのは初めてかもしれない。
私はちょっときついことを言ってしまったなと後悔したのだが、母の大笑いで救われた。
もう少しやさしい気持ちにならないとと思わされた瞬間でありました。
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uncha

認知症の母を見守りながら生きています