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年金の話

日記
08 /28 2014
日本年金機構を名乗る人から電話がかかってきた。

母は遺族年金をもらっているのだが、以前からその金額が少ないと不満を持っている。
年金機構からハガキが届く度に「1度聞いてみようかしら」と言う。
「1度聞いてみようかしら」は1度も聞いたことがない人が言うセリフで、母は何度も電話をかけているのだがどうも記憶に残っていないようで、前にも聞いたよ~と言っても聞く耳を持たない。

そしてまた「1度聞いてみようかしら」と電話をかけたようだ。
母は「はい…はい…はい…」と小さな声で答えている。
その内「何言ってんだかわからない」と切ってしまった。

母は父が話していた遺族年金の金額と違うと言い張っているのだが、そもそも父が死んだあとの遺族年金がいくらもらえるかなんぞ知るはずはない。
おまけにいくらくらいと言っていたのかも覚えていないと言う。
何の根拠もないまま年金機構のお役人さんにぶつけてしまうのだから申し訳ないと思うのだが、年金機構も問い合わせはお気軽にと書いているのだから仕方ないのかな。

結局、母の不満はつのる一方でますます怪訝な顔つきになってしまった。
年金機構に問い合わせたところ、個別に条件が違うので一概には言えないが、遺族年金は元の年金の4~6割になるそうだ。
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uncha

認知症の母を見守りながら生きています