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院長は続ける

日記
01 /21 2017
もっともっとよくなって自宅で生活できるようになるよと院長は続ける。

ここに来たときは体もカチカチでどんどん落ちていくだけだったじゃない。
私がはぁ~と言う顔をしたからだろうか院長が聞いてきた。
自宅で看る気はないの?だったら早く次に行くところを探さないと。
たっか~い施設ならすぐに入れるけど社長とか大金持ちしか行けないでしょ。
静脈点滴から胃ろうになったらここ(療養型)にはいられないんだからさぁ。
静脈点滴は絶対にダメだと思うんだよ。こんなものと院長はまくし立てる。
やりたいことはやるけどあとは出て行ってって聞こえるんだけどな。
この病院はなんで出て行くことばかり言うんだろう。

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院長の目標

日記
01 /20 2017
病院に行くと母はしっかり覚醒していてどこかに向かって何やら喋っている。

近寄ると私を見て大きな声を出しベッド柵をつかみ起き上がろうとしている。
2,3日前の夜中に四つん這いになったらしく抑制帯をつけることになった。
「これ苦しいわぁ」と母は抑制帯を引っ張ったり点滴の管を手繰り寄せたり。
そんな時に院長が現れてお母さん元気になったでしょうとニコニコしている。
パーキンソンの治療の効果で体のこわばりがとれたのだと言う。
そうしたらもともとのレビーが表出してバタバタと体を動かしたり喋ったりしているのだそうだ。
さらに胃ろうにして治療を続けたらもっと元気になると院長は言うのだが…。

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張り切る院長

日記
01 /19 2017
病院に行くと口うるさい師長の次くらいの看護師が話しかけてきた。

胃ろうとか治療のことで院長がお話ししたいと言っているんです。
お母さんにとっても力を入れていて張り切っているんですよと言う。
なんでも脳こうそくの高齢者が回復した前例があり母は有望なのだそうだ。
この病院では歩く人も車いすの人もほとんど見ることがなく寝たきりばかり。
同じ病室の他の3人はみな何本もの管につながれ機械で管理されている。
そんな患者の中で夜中に四つん這いになるくらい元気な母は恰好の獲物になってしまったのか。
院長、そんなに張り切らなくていいです。
程々でそこのところよろしく。

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歌謡曲の力

日記
01 /18 2017
以前アメリカで認知症の高齢者が懐かしい音楽を聞かされたところ車いすから立ち上がりダンスを始めたのをTVで見たことがある。

音楽が認知症に効果的なのは知られているし歌謡曲が大好きな母にも効くだろうと母の部屋のほこりまみれのCDを病院に持参しイヤホンで聞かせてみた。
1日目、2日目と無表情なままで耳が聞こえないのかと思ったが3日目に聞かせた天童よしみが気に入ったのか「ひゃ~ええ声やなぁ」と母。
突然踊りだすようなことはなかったが時々ふんふん~と鼻歌のような声も出ていたので頭のどこかに届いたかも。
ここはしばらく続けてみて歌謡曲の力を見せてもらいたいものだ。
すぐに飽きてしまう母なのでどこまで持つかわからないけどね。

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娘の思い③

日記
01 /17 2017
新しい病院の新しい医師たちは母をどうしようとしているのだろうか。

この病院には週1,2回大学病院の神経内科の専門医が来るのだそうだ。
その医師がパーキンソンだろうと診断したらしく内服治療が始まるようだ。
いずれ医師から説明がありますと事務員が言うのだけどいったい母はどれくらい回復するのだろうか。
食事ができるようになるのか。歩けるようになるのか。
認知症はどうなるのか。
ちょっとくらいレベルが上がっても仕方ないんじゃないのと冷たい娘は思う。
母が穏やかに過ごして行ければいいと願っているだけなのに。

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居心地

日記
01 /16 2017
面会に行くと母は目を閉じたまますっごいしかめっ面をしている。

何度かぱちぱちと腕をたたきお母さんと声をかけるとうっすら目を開ける。
どうしたのと聞くと「痛くてたまらんのに」とか「こんなにツラいのに」と母。
何が?どこが?と聞いても答えはなく「いつまでここにおるの?」と続ける。
もう少し。具合がよくなるまでねと答えたが何か嫌なことがあったのだろうか。
転院初日から検査が続き呑み込みができそうなので水分から始めたいと医師が言っていると報告があった。
動くことすら嫌いな母なので検査だのなんだのがうっとうしいのかも。
積極的な治療はしませんと言っていたのに振り回されている感じ。
母の居心地が良ければそれでいいのにな。

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娘の思い②

日記
01 /15 2017
これまで母は認知症について1つの病院しか受診していない。

ケアマネから熱心な専門医の個人病院も紹介されたが整形外科や内科、歯科と複数受診できる総合病院を選んだのは手間が省けるからだ。
ここに来てパーキンソンと言われ5年の受診は間違っていたのかと困惑する。
医師は中心静脈栄養より消化器を使う経管や胃ろうの方が延命になるし体のこわばりがなくなればもっと自由に動ける。
刺激が多くなるので認知症にもいい影響があるだろうと続ける。
はぁ~そうですかぁ。とりあえずお願いしますぅと答える。
夜たまたま連絡をくれた叔母から叔母の父が静脈栄養から胃ろうにしたら在宅介護ができると言われたと聞きそんなこともあるのかと考えてしまう。
母の在宅介護はあるのか?私はどうなる?

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娘の思い①

日記
01 /14 2017
面会に行くと母は検査中で15分ほどして一旦帰ってきたが別の検査があるとまたベッドで運ばれていった。

医師は相変わらずパーキンソンの治療をしたいと了解を求めるが善し悪しがわからず言いなりになっている。
母の人生を委ねられる事からは逃げたい気持ちいっぱいだが逃げ場はない。
1時間半ほど病室にいたが看護師が入れ代わり立ち代わり様子を見に来るので落ち着かないがそれだけ目が行き届いているということか。
本人は検査だの入浴だのと連れ回され疲れたのか口もきかず目も閉じたまま。
初日からの入浴でさっぱり小奇麗になり孫が嫌がっていたニオイもなくなった。
このままでいいんじゃないのと娘は思うのだけど。

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新しい病院

日記
01 /12 2017
母の新しい病院での生活が始まった。

自宅からは前の病院とは全くの反対方向に車で5分ほどで繁華街の一角にあったこれまでとは違い近くには漁港がある。
4人部屋だが差額室料が1日2500円かかるとあってそれなりに広いしきれいだ。
母を診た医師が指先が常に摘むような形になっていることや頭を反り返す動作。
手の震え、腕の曲伸ばしがカクカクするなどからパーキンソンを疑うと言う。
入院前は自宅で自立できていたことやこの4か月間で急激にADLが低下したと言うと医師はさらに言葉を強くした。
パーキンソンの治療をしたいので経鼻栄養か胃ろうにしたいがいいですか?
中心静脈栄養には否定的だとはわかっていたが投薬のためだと説明された。
ここでもまた私が決めなくてはならないらしい。

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自分の名前

日記
01 /11 2017
母が転院する病院に提出する書類を慌てて書いている。

母の名前の一文字目は戸籍上は旧字体で一般ではそうそう見かけたことがない。
つかんむりが學よりも複雑でそこだけで11画もあり通常はツと書いていた。
母の書類を書くことが多くなったので改めて調べてみたら1画間違えていてこれまでよくぞ銀行とか役所とか通ったなと冷や汗が出る。
1年くらい前なら母は自分の名前を戸籍通りに書けていたがその内手が震えて書けないと言いだすようになった。
お手本を書いても一向にペンは進まず書き始めても存在しない文字になる。
違うよと書き直しをしてもらっても不思議なことに全く同じ間違い方をする。
今はもう確かめることもしないがたぶん名前を言うこともできないかも。
忘れるって恐ろしいとつくづく思う。

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uncha

認知症の母を見守りながら生きています