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逸脱する

日記
05 /10 2016
昨日の夕方から頭の調子が悪くて落ち着きがなかった母。

5時ごろから「起きていても仕方ない」と言い出したので慌てて夕食を並べると「おいしくない、おいしくない」と母。
半分ほど食べたところで「ごちそうさま!」「寝る」と言うのでパジャマに着替えてもらった。
それから朝の7時前まで母は眠り続けたようだ。
朝、トイレで発見した母は真横にあるペーパーが「見えなかった」ので「タオルでお尻を拭いた」と言う。
使ったとみられるタオルは床の上に丸めてある。
2階のトイレは洗面所一体型なので母が使ったタオルは通常顔を拭くのにも使うもの。
まさか今回が初めてだよねとおののきながらすぐに全部捨てた。
早急に保管場所を考えなくては。
今日はデイサービス利用日だがもう少し時間があるので再び寝室に向かうとエアコンが稼働している。
暖房?冷房?いつから?と疑惑の渦に巻き込まれながらリモコンを回収する。
母の行動は想定の範囲を逸脱し始めている。

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社会との距離

日記
05 /07 2016
私よりちょっと年下の友人が定年が65歳に伸びたと笑って言う。

あと5年で終わると思っていたのに10年になっちゃったよと口では言うがまんざら嫌でもなさそう。
60歳が見えてきている。
見た目は別として予想していたより元気だしまだまだ十分働ける。
母の介護がひと段落してさあ働こうとなったとき果たして社会は受け入れてくれるだろうか。
ずっと働き続けていれば65歳まで働けるのかもしれないがブランクのある人間が65歳までと言うわけにはいかないことはわかっている。
学校を出てからずっとお勤めをしていた私には今の母を見守る生活がどうにもあわない。
どんなに忙しくても疲れても仕事をしているほうが充実していたしこのままではどんどん社会との距離が遠くなっていくように思う。
満足度の低い生活をしているとますます母が疎ましくなる。
昼前にやっと起きてきた母がどよ~んとした顔で私に言う。
「なんか死にそうなのよ」
死んだことないのになんでわかるのよ。
あんなにいっぱい食べられるのにそう簡単に死なないわよ。
私は冷ややかな目で母を見ている。

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ああ、終わる

日記
05 /06 2016
長い長いお休みもやっと終わり妹を施設に送り届ける。

お休み中はデイサービスもリハビリもキャンセルした。
母に休むときは休むと印象付けておきたいからだが果たしてわかっているかどうか。
休むと言っているのに明日は行くのか今から行くのかとデイサービスのことばかり聞く母。
妹のことも余計な世話ばかり焼いて急に出かけるから着替えろと言ったり昼過ぎなのに早くパジャマに着替えて寝ろと言ったり。
そのたびに妹が違うよ違うよと混乱するので間に入るがも5分もたたないうちに同じことが繰り返される。
デイサービスに行かないので入浴も自宅ですることになる。
入浴するからと服を脱ぐ前にトイレに誘導したが出てこない。
見に行くとあららトイレで丸裸になり便器に足を入れようとする。
この前と同じパターン。
偶然ではなくトイレもお風呂もよくわかっていないのかも。
手順がわからなくなり何度も体を洗ったりシャンプーで顔を洗ったりする母より丁寧に洗えないだけの妹の介助のほうがずっと楽。
そんなこと母は微塵も気づいていない。
長いお休みはとりあえず終わる、そして次はお盆休暇。
その頃母はどうなっているだろうか。

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器の大きさ

日記
05 /05 2016
生乾きの洗濯物はすでにしわくちゃになっている。

取り込んだのなら部屋干し用のハンガーラックにかけてくれたらよかったのにと思ったが言わないでおく。
私の気持ちなど何もわからないのだろう、母はマイペースだ。
そのうちにまた妄想が始まって手書きの書類がないと騒ぎだす。
テーブルにあったと言い張るがないものはない。
「あんたが捨てたんじゃないの」とまで言い出す母。
「もういいわ!!」と母がドカッとソファに座ったところで私がキレた。
手に持っていたラップの箱を振り上げてソファをバン!と叩いた。
そんなものはないの!私もさんざん我慢しているんだよ!!!
びっくりした母は小さい声で「わかってるよ」とぽつり。
思うようにならなくてわからないことばかり増えていて母も不安なんだろう。
それを全部受け止められるほど私の器は大きくないのだ。
母と娘の我慢比べはこれからも続く。

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嫌味の一つも

日記
05 /04 2016
さすがにGWだけあって平日なのに繁華街は大混雑。

久しぶりに出かけてきたのだから見たいものもあったが用事のほかに立ち寄ったのは今流行りの雑貨屋くらいで帰宅の途に。
行きがけにのぞいた自宅の郵便受けに入っていたはずの私宛の封筒がなくなっている。
嫌な予感とともに玄関ドアに手をかけると鍵が掛かっていない。
玄関から表にめったに出ることのない母の形跡がありあり。
私宛の封筒があったでしょと聞くと「あったかな~」と母。
テーブルに重ねられた新聞や雑誌の間から出てきた封筒はすでに開封されている。
私宛だとも中身が何かもわかっていないのだろうが隠すところが陰湿だしこれまでも闇に葬られたものがいくつもあったのかも。
外に干してあった洗濯物が生乾きのまま山積みにされている。
天気がいいから干していたのにわざわざ取り込んでくれたらしい。
いつもはソファに座っているか横になっているだけの母なのになんでこんなに余計なことばかりするんだろう。
おみやげで買ってきたシュークリームを出すと「スプーンちょうだい」と母。
そこの引出にあるよと母のすぐ後ろを指さすと「足が痛くて動けないから言ってるの!」と母。
そりゃ動きすぎだからだよと嫌味の一つも言いたくなる。

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疑惑の眼差し

日記
05 /03 2016
連休の狭間の平日。

天気がいいので早いうちに洗濯を終わらせ銀行でお金をおろしやっとのことで起きてきた母に通帳と一緒に渡して確認してもらう。
おろしたのは生活費だがお金のことにはうるさい母なのでこれが恒例の儀式となっている。
今日は午後から出かけたいので妹とお留守番してねと母に頼む。
前々からどうしてもやりたいことがあったのだが母を置いては行けないが妹と一緒だと何とかなる。
やった~出かけられる。妹よありがとう。
と、浮かれながら準備をしていたら「あんたのしていることが何にもわからん」と突然仏頂面の母が言う。
えっ何が?銀行の事?出かけること?
母の顔つきは険しくなんだか疑っているような感じがする。
銀行でおろしたお金を私が散財するとでも思ったのだろうか。
何が?と何度確認しても「知らんけど」「わからんけど」と母。
気分が悪いので行先も用事の内容もおまけに帰宅予定時間もメモして母に渡した。
うれしかったはずのお出かけが台無し。
玄関から出ていこうとする私の背中に母の怖い怖い視線が突き刺さる気がした。

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し~っ

日記
05 /02 2016
妹が帰ってきてから母がやたらと世話を焼きたがっている

構いたいのか支配したいのか。
日中、母が妹の服のすそに手を突っ込んでごそごそ。
何しているの?と聞くと「注射をしたから跡が…」と母。
注射なんかしてないよと言うと「注射してないってお姉ちゃんが言ってるじゃない」と妹にきつく言う母。
もちろん母の妄想だが妹は言われるままだ。
妹は注射はしていないことはわかっているが注射はしていないと言うことができない。
しばらくすると今度は母が妹の手を引っぱってどこかに行こうとしている。
どこに行くの?と聞くと「わからん」と母。
どこに行くのかわからないのに妹を連れて行ってどうするのと少しきつく言うと「し~っ大きな声出さないでよ」と指を口に当てる母。
ほ~らでたでた。
間違いを指摘されると必ずこんな態度をする母。
し~っじゃないよ。おかしなことをしているのはお母さんだよと続けて言うとわかっているのかばつの悪そうな顔をする母。
妹が帰ってくるのを待ちわびているはずなのにどうしてこんなことになるのだろう。
頭が痛いことばかり増えている。

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uncha

認知症の母を見守りながら生きています