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また受診の日

日記
03 /31 2016
また母の受診の日がやってきた。

母が出かけるときはいつも出発の1時間半前に声掛けして準備を始めるとうまくいくのだが今日は予定より1時間早く起きてきた。
「今日の予定はどうなっているの?」と聞く母。
病院に行くよと言うと「なんで?」「もっと寝ていようと思ってたのに」
「私も行くの?」と母。
も、じゃなくてお母さんが行くの!と言うと
「家には大事なものがあるから留守にできない。家にいるよ」と母。
だからお母さんの受診なの。お母さんが行かないと意味ないの。
「大きなお金があるから置いていけないじゃないの」と母。
また始まった。毎度毎度の大騒ぎ。
我が家にはそんな大金はないのだが母があると思っている理由もないことはない。
この話はまた次で。
さてぐずぐずいう母をなだめてだまして病院に連れて行った。
物忘れ外来、整形外科、おまけに皮膚科まで至れり尽くせり。
医師の前では例のごとくかっちかっちの石になる母。
帰ってくれば「あ~死ぬほど疲れたぁ」と母。
あ~あ疲れたのはこの私だよ。

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寒気がする

日記
03 /29 2016
改めて言うが母は歌謡番組が大好きだ。

昨夜も定番の公開番組を見ていた母。
観客と一緒に拍手している。
「向こうの人には私が見えるんでしょ」とTVの歌手のことを言う。
見えないよ。TVだよ~と当たり前のことをこたえるが「うそぉ。見えるんだよ」と母。
ちょっと寒気がした。
母はTVが何なのかわからなくなっているのかも。
しばらく落ち着いてみているようだったがまたうろうろが始まった。
隣の部屋にいる私のところにきて「もうやめてもらいたい」と母。
歌手の人にそういってくれと怖い顔をしている。
やめるも何も見たくなければ消すなりチャンネルを変えればいいじゃない。
「私のために歌ってもらっている」と言い出す母。
これは。
どうなっているんだ。
もうわからないよ。

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しあわせ~

日記
03 /28 2016
夜9時、母が寝た。

しあわせ~
と言ってもせいぜい2時間しか起きていられない。
そして朝が来る。
母はまだ寝ている。
私が声をかけなければいつまでも何事もなく寝ているだろう。
もういいか。
感謝もされず嫌われているのだから頑張るのやめよう。
きっと母は忘れているけど。

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また言われる

日記
03 /27 2016
今日は朝から歌謡曲三昧の日。

10時ごろ母はやっと起きてきてゆっくりの朝食を済ませるといつものソファでTVを見ている。
歌謡曲に付き合っていられないので私は隣の部屋でちがう番組を見ている。
ところがじっと座っていることができずすぐに立ち上がって窓のカギをガチャガチャしたりうろうろしている母。
しばらくすると私のところにきて毎回同じことを言う。
「通帳はどこにあるの?」「ちゃんと管理できている?」
ほらきた。
そんなに心配ならずっと身につけてたらいいんじゃないのと言ったらどうも地雷を踏んでしまったらしい。
「そうするわ!」「ほかの人に頼む」と母。
私のことは大嫌いだ。こんな生活はもう嫌だ。死にたい。もう疲れた…と猛攻撃が始まる。
また言われた。
丸ごとお返ししたい言葉の連続。
そんなに嫌なら出ていくけどお世話する人がいないと困るでしょ。
施設に行く?お母さんのお金全部使えばそこそこの所に行けるよ。
母は目をつぶり眉間に深いしわを寄せ不快をあらわにしている。
本当にそうしてもらいたいと心から思った。
感謝の気持ち一つない人の世話など誰がしたいものか。

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テロの影響

日記
03 /24 2016
遠い異国の地でテロが起こった。

TVでは連日その悲惨な状況を映し出している。
母が地下鉄というキーワードに反応して怖い怖いと言っている。
そのうちに「妹が地下鉄に乗っているんじゃないか」と母。
この展開はまずいな。
逃げ惑う大勢の人の中に妹がいるかもしれないから施設に無事を確認してほしいと言い出す。
テロが起こったのは遠い遠い異国だから妹がいるわけない。
子供の部屋からほこりをかぶった地球儀を持ってきてここで起こったことだからと示しても母の気は収まらない。
連休で帰宅していた妹をおととい送り職員さんに引き渡したばかりなのに無事ですかなんて聞けないよ。
「心配なのよ」「無事かどうか聞いてくれればいいだけ」と母。
機嫌が悪くなるのは重々承知の上でそんな馬鹿なことは聞けないと突っぱねると「妹のことが心配じゃないの?」と怒ってしまった。
ありえないことをありえないとわかってくれないのはほとほと困る。
TVを見るのをやめるか。
そうしたらどうやって日中を過ごすか。
頭の痛い話が増えるばかり。

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迷宮

日記
03 /23 2016
センバツ高校野球が開催されている。

身の回りから高校生もいなくなってしばらく見ることもなかったが今回は違う。
なぜなら母の母校が出場しているからだ。
地元ではTV局の取材が入ったり大変な騒ぎになっているらしいが遠く離れた母はいまいちよく分かっていない。
「開会式なんか見ない」「そんなことの為に起きないよ」と母。
母の声が聞こえたかのように入場行進の順番が来たとき地元に住む叔父から電話がかかってきた。
弟の声に母も久しぶりににっこりと笑っていたのだがTVを見ながらだんだん険しい顔つきになっていく。
「TVに(自分が)映ったら困る」「大勢の人がこっちに来る前に貴重品を持ち出さないと」とまたTVの世界と混在している。
結局、わくわくすることも感動することもなかった母。
それどころか大勢の人に家の中をのぞかれていると思い込み不穏な状況がエスカレートしていく。
いい刺激になると思ったのに残念なこと。
母の頭の迷宮は奥深そうだ。

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腹黒い女

日記
03 /19 2016
本日2回目の訪問リハビリの日。

予想通り何にも覚えてない母は作業療法士さんに「初めまして」
血圧、サチュレーション、脈拍とも全く問題なくリハビリ開始。
椅子に座って足踏みや足首回しから始まり階段を上り下り。
母も1,2,3,4…と大きな掛け声をかけながらリハビリは続く。
疲れませんか?大丈夫ですか?の問いかけに「大丈夫」と母。
大丈夫どころか10回お願いしますと指示をされてもやめようとせず元気に体を動かし続ける母。
やめないのは理解できないからだろうけど体の動きはよく体力も十分だと言われた。
そうなのか。
認知症が進行が顕著になりその分終わりも早くなるのか。
そうなったらもう少しコンパクトな住まいに移り食器は全部買い替えようとかおこずかい稼ぎで働き休日はwowow三昧で…なんて考えていたのに。
私って結構腹黒いのかも。
リハビリが終わりありがとうございましたと笑顔で療法士さんを送ったとたん「あの人は何の人?」「何のためにやっているの?」と母。
費用が掛かると知ると「へ~あんなんでお金とるの?」と母。
母もただ者ではない。

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母の世界

日記
03 /18 2016
どこかでグライダーが民家の上に落ちたそうな。

しばらくするとティッシュの箱に手を突っ込んでごそごそする母。
何してるのと聞くと「グライダーを探しているの」と母。
さすがにグライダーはティッシュの箱には入らんやろ~。もっと大きいで~と言うと「あっそう?ならいいけど」と母。
はっはっは~何を考えているのやら。
それからも何度か家のあっちこっちでごそごそする母。
「領収書がない」「もらったお菓子がない」などと探しものばかり。
買い物なんかしない、誰にも会ってないとツッコむ所はいくらでもある。
だが違うと言っても納得するわけもなく猜疑心が強くなるだけかも。
面倒くさいな。
母は母の世界にいて現実の世界にいない。
そんな気さえしてくる。
波風立てないために母との間に一線を置く。
相談に乗ってくれる母はここにはもういない。

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理詰めで撃沈

日記
03 /17 2016
TVで火事の様子が映し出されると「ここ知ってる、美容院の所やわ」と自信満々の母。

残念。全く縁もゆかりもないところ。
母の頭の中はTVの話も現実の世界も一緒になっていてそこに古い記憶が相まってわっけのわからない状況になっている。
TVに出てくる人はみんな知人か親戚だと思っているらしいし。
母の言うことはほぼ100%事実ではなくなっているが故意に嘘をついているのではないし本人はいたって真面目なのだ。
だからこそ困る。
火事の話だってそぉ?私は知らないところだよと言えば嫌味に聞こえるらしいし違うのだから肯定もできない。
そうかもね~と煮え切らない適当に合わせた返事をする。
するとしばらくして「あのおじいさんの香典どうしようか」「女の子が言って来たやろ」と母。
その火事でおじいさんが亡くなったと聞きそんな気になったのか。
適当に合わせるにも限界がある。
どこにも出かけてもないし誰も来ないのにいったい誰に聞いたの?
おじいさんってどこの人?私は何にも知らないよとたまには理詰めで撃沈してやる。
えっとえっと…と考えているのか少し黙って「じゃあいいよね。何もしなくても」と母。
なんと打たれ強い母だろう。

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ぐっとこらえる

日記
03 /16 2016
夜10時半ごろ、「寝られんわぁ」と言って母が寝室から出てきた。

どうしたのと聞くと「銀行に預けているお金が全部なくなった」と母。
またか。
そんなことないよと言っても「銀行に残高を聞いてくれない?」
じゃあ明日ねと言うと「緊急事態なんだから今聞いてよ」と母。
今何時だと思っているんだよと言いそうになるのをぐっとこらえる。
銀行のお金は全部お母さんの名義だから誰も動かせないよ。
私だってできないんだよ。それともお母さん何かした?と聞くと
「何もしてないけど」「でもなくなっているんだよ」と母。
いい加減にしてよと言いそうになるのをぐっとこらえる。
大丈夫、大丈夫。お母さんが何もしてないのならなくならないよ。
すると「あんたがいいのならそれでいいけど」と母。
お~今度は私のせいにするのね。
馬鹿じゃないの?ふざけんな!と言いそうになるのをぐっとこらえる。
早く寝てくれ。
母が起きていると耐えることが多すぎる。

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uncha

認知症の母を見守りながら生きています