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プッチン

日記
01 /31 2015
母は相変わらず朝食も昼食も当然夕食もすべてな~んの支度もしない。

それでお砂糖とお塩を小さいケースに分ける手伝いをしてもらおうと声をかけたら「ハイハイ」と調子よくやってきた。
入れ間違わないようにねとだけ言って放っておいたがえらく四苦八苦している。
お砂糖の袋を端から端まで一気に切ったはいいが中身が固まっているらしい。
母がお砂糖を手づかみしていたので外から押しつぶせばいいんじゃないのと言ってみた。
無言で母は手づかみで続けているが明らかに要領が悪い。
しかもテーブルにも床の上にもお砂糖がキラキラしている。
あちゃ~。
すると母が「いちいちうるさいわね」「簡単なことなんだからあんたがやればいいのよ」とプッチン。
はいはい。私が悪うございました。
簡単なことだから頼んだんですけどね。

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信じられん

日記
01 /30 2015
朝から雪がちらちらと降っていた。

今日は出かけるのはやめよう。
母と生協のカタログ見ながらお買いもの。
この前母がおいしいと言っていた千枚漬けがあった。
すると「千枚漬けは好きやないわ」と母。
うっそおおおおおおおお。
おいしいってパクパク食べてたじゃん。
「そう言ったかもしれないけど千枚漬けはき・ら・い」と母。
もう何も信じられない。

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家を守るとは

日記
01 /30 2015
母のデイサービスが週2回になるということは私の自由な時間も増えるということだ。

と、考えていた。
週1のパートは厳しいけど週2ならあるかも。
と、考えていた。
「これからは留守にすることが多くなるからしっかり家を守ってね」と母が言う。
家を守るとは?
ほとんどお勤めの経験がない母は家には主婦がいるものだと思っている。

これまでも母は出かける時にすべての窓を施錠する。
私が家にいると言っても窓一つ開けていかないし開けるなと言う。
認知症が進行するにつれ被害妄想が強くなっているがわが家が一番狙われているとでも思っているのだろうか。
かなわんよ。
もちろんそんなことに従う気などないからせっせと出かけるつもり。
でも働くとなるとそう簡単にはいかないのかな。
社会復帰がこんなに大変だとは思わなかった。

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母の楽しみ

日記
01 /29 2015
母のデイサービスが週2回になる。

母の通うデイサービスは小規模で個浴だ。
あれほど入浴は嫌だと言っていたのに今は楽しみにしている。
家での入浴は短くて30分、長いときは1時間近く入っているので一体何をしているのかとずっと気になっていたが覗くのはためらいがある。
しかも最近までどれがシャンプーかわからなくなっていることも知らなかった。
それからは入浴前に毎回シャンプーと洗顔料を手渡しするがその先ちゃんと使えているかどうかはわからない。
それでもなかなか母の入浴を介助するのには抵抗がある。
仕事なら割り切ってできるけど相手が母だと難しい。
どうやら母もそうらしい。

デイサービスでは若いお兄さんが介助に入ることもあるようだが
「孫くらいのイケメンが頭を洗ってくれる」とキャッキャッと言う。
男の人に入浴を介助されるなんて絶対にダメだと思っていたのに。
母の楽しみが増えて本当に助かっている。

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自由なお金

日記
01 /27 2015
子供が友人から北陸3県日帰り旅行に誘われたと言う。

いつも勝手に行先もスケジュールも決める友人。
先月も急に日帰りで東北に行くと言って出かけたばかりだ。
子供は本当に楽しいのだろうかと疑問も湧く。
それに研修中の子供には収入がない。
行きたいのならおばあちゃんに相談しなきゃね。

お金の出し入れは私が管理しているが勝手に流用するわけにはいかない。
お金のことになると母の目がキッと吊り上るからだ。

あ~。働いて自由になるお金を得たい。
母に言ったらお金は使っていいから家にいてくれと言うだろう。
使うと言ったら不機嫌になるくせに。

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悪化傾向↷

日記
01 /25 2015
朝から体中、特に顔と首ががかゆくてかゆくて。

通院している皮膚科の名医?も注射も薬も効かないなんてとさじを投げている。
脱ステロイドの治療なので急にかゆみがあっても特に手当がなく少し冷やす程度。
それにしても何が原因なんだと名医?も頭を抱えている。
私はこれまで精神的な要因には否定的だったけどあるかもな。

妹がいなくなって母と一緒にいることが多くなった。
特に何かするわけではないが一人にしないようにしているつもり。
そうするととんちんかんな話や同じ話の繰り返しにも付き合わなければならなくなるわけでその分イライラすることも多くなる。
母は「妹がいなくなって楽になったやろ」と言うけどそうかな。
明日は妹が帰ってくる。

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認知症の兆し

日記
01 /24 2015
買い物に出かけようとしたら「タオル買ってきて」と母が言う。

母は毎日すぐにタオルを取り換えるので1日に5,6本は洗濯かごに入っている。
天気が悪かったり用事があったりで洗濯ができない日が続いたので予備が無くなったのだろう。
確かどこかにあったよなと1番上の引き出しを探してみたらあるわあるわ
白地の物やお年賀でいただいた社名の入ったものが50本以上はある。
母に言うと返事は予想通り 「へ~知らなかった」
そういえば一緒に住み始めた頃、最初に見つけたのがチューブ型のわさび。
10箱くらい並んでいて半分は期限切れだった。
どうしたのと聞くと母は「買ったのを忘れちゃうのよ」と笑いながら言っていた。
その後押し入れの段ボールからごみ袋が100パック以上見つかってこりゃ笑い事じゃないと思った。
初めは安いときにまとめ買いしたのかと思ったけどやっぱりおかしかったんだな。
同居してなかったらきっとまだ気づいてなかったな。

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母の興味

日記
01 /22 2015
最近の母はTVにもあまり興味がなくぼんやりしていることが多い。

それでもテニスはサッカーよりよくわかると言いニシコリくんのゲームはよく見ている。
「おらんところに打つんやろ。こんじょわるやね。」と観点はちょっと違うような気がするがそれでも興味を持って見ている。
見てわかりやすいものでないと頭に入っていかないらしい。
ワイドショーにしてもニュースにしても何のことやらよくわからないと言う。
新聞は何回読んでも頭に入っていかないと言う。

それがあの人質の身代金200億円超の動画が流れると食い入るように見ている。
「これはどういうことなの?」と聞くので身代金を払わないと殺すと言っていると説明した。
説明しなければよかった。
母はいつ殺されるのか、その放送がいつあるのかと何度も聞いてくる。
あまりにも短絡的な様子に愕然とする。
きっと母の頭でも大変なことだとわかっているのだろうが本質はそこじゃない。
母の興味の方向が危ないことになっている。

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早起き過ぎる

日記
01 /21 2015
夜中の何時ごろだろう。1階で物音がした。

えっなに?泥棒?
寒いのと眠たいのと盗られて困るようなものはないのと。
私はそのままスルーして眠ってしまった。
いつものように6時すぎに起きて1階に行ったが特に変わった様子はない。
念のため母の寝室に行くと母は布団に入っているが電気もTVもついているし着替えもしている。
犯人は母。

母は「目が覚めたから1階にいたけど誰もいなくてびっくりした。」
「どこにいたの?」と言うので2階で寝ていたと答えた。
母はいったい何時から起きていたのだろう。
聞いても「時間は分からない」と言う。
時計を見ることもなかったのか。

母は「眠たくて仕方ないのだけど病気かしら」とぶつぶつ。
たぶん寝不足と言う病気でしょうと寝ることを勧めた。
それからお昼までしっかりお休みになり午後もコックリコックリしている。
おいおい。明日はちゃんと起きてくださいよ。

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深夜に働く?

日記
01 /20 2015
さて寝るかと思った時だった。

母が私の部屋にやってきて「妹はどこに行ったの?」と言う。
妹はしばらく帰ってこないと言うと思い出したのか「そうだった」と戻っていった。
今度は夜中の2時ごろ。
「人がたくさん来ていて食器を洗うのが大変だ」とやってきた。
誰も来ていないし今は夜中だからと布団に連れて行った。
「忙しいのに寝ていてどうするの」とやや怒っている。
こっちも眠たいのであまりごちゃごちゃ言わずに部屋に戻った。
隣の部屋では母がずっとしゃべっている。
ひとりごとか?うわごとか?時々大きな声もする。

朝が来ていつものように起こそうと声をかけた。
母は「食器の片付けが大変で疲れた」「ご飯も食べた」と言張る。
いやいやそんなことはない。
食器も昨夜のままでお皿1つ動いていない。
母は一晩中妄想と幻覚の中で過ごしていたようだ。
お疲れ様。

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uncha

認知症の母を見守りながら生きています