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過払金って

日記
12 /19 2014
最近よくTVから流れている過払い金のCM。

お金に貪欲な母は気になってしかたないらしい。
「ねえ、何のことなの」と私に聞くが母には関係ないことだと言うと
「でも、お金が返ってくるんでしょ。うちは返らないの」とさらに聞く。
カードを使ってお金を借りた人の話だから関係ないのと言うと
「カードは使っているんじゃないの」とまだ言う。
お金は借りてないから関係ないのと言うとやっと黙る。
これがCMが流れるたびに始まるのだからたまらない。

母はもともとお金にはうるさかったけど認知症が進行するにつれてますます過敏になっている。
それを目の当たりにするたびに私はさみしくなっていく。
人間の薄っぺらなところを見るような気がしてならない。

お願いだからあの過払い金のCM
やめてくれないかな。

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新聞で拭く?

日記
12 /12 2014
母が3回目のデイサービスに出かけて行った。

楽しみにし始めているのでこのままうまくいくといいなぁと思っていた。
ところが夕方帰宅した時、母は送ってきた職員にお礼も言わずとっとと家の中に入っていった。
どうやら体調が悪くなって入浴もできず昼食も半分ほどしか食べられなかったようだ。
そんなこともあるよね。
でも母にとってはショックだったかも。

そのままソファに座っているが上目遣いになっていていわゆる危険サイン。
夕食はしっかりとれたものの言っていることがよくわからない。
その後新聞をカシャカシャ触っているのでどうするのと聞いてみた。
母は「1枚外して妹の頭を拭いてやる」と言う。
新聞で拭くの?
もうだめ。今日は頭の回路がショートしている。
わからない時の方が完全に多くなった気がする。
どうなっちゃうんだろうな。これから。

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喪中のハガキ

日記
12 /11 2014
喪中欠礼のハガキが届いた。

送り主とは年賀状のやり取りがあるが私は誰なのか知らない。
3人連名になっているがどの方がわが家と関係があるのだろう。
多分妹の関係だと思い母に聞くがこれが全く要領を得ない。
ここ数年、年賀状は一括して送っているが母の送り先は私の知らない人も多い。
そもそも母は喪中のハガキの意味が分からないらしい。
母が「うちも喪中のハガキを返したらいいの?」と聞く。
うちは去年が喪中だから今年は普通の年賀状を送るのと答えると
母は「じゃあこの(喪中の)ハガキの人はどうしたらいいの?」と聞く。
お互いに挨拶しないから出さないと言っても納得できないようで喪中のハガキをじーっと見ている。
あーあ、そんなこともわからなくなっちゃったの。とほほ。

ハガキを置いておくと同じ話の繰返しになるので見えないところへ。
妹に聞いてみるとこちらも曖昧ながら依然お世話になった職員さんらしい。
それを聞いていた母が差出人の名前を指して「あーそうだ。みかちゃんとかほちゃんって子供がいるんだよ。」とさも思い出したように言いだした。
残念ですお母さん。
みかちゃんはどうやら奥さんのお名前のようですよ。

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女の人がいる

日記
12 /10 2014
朝のことだ。

妹の声がして目が覚めた。
トイレに行くと母を起こしているのだがなかなか起きないらしい。
母は妹に「トイレに行く時は必ず起こして」と言っているのだが最近起きないことが多くなっている。

母のことはいいからとトイレに行くよう妹を促していると母が起きてきた。
母は「しーっ。大きな声を出すんじゃないの。」とやや怒っている。
「そこで女の人が寝ているから」と続けた。

しばらくなかったのだが幻覚が見えているらしい。
こういう時は否定より受容した方がいいのだろうけどなかなかそうはいかない。

ここは家だから誰もいないと思うよと言いながら一緒に見に行こうとするとすごい力でひっぱられた。
きっと母もそんなことはないとわかっているのだろう。
でも本当に見えるから多分怖いんだろう。
私が先に行っていないよと言うと母は「あれ、いない」ときょろきょろしている。
「私の頭はどうかしている。」「相当おかしくなっちゃったね」ともともと覇気のない母はさらに落胆して亡霊のようだ。
これを口実にまたまた布団にもぐってしまった。
参った参った参ったよ~。

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油断大敵

日記
12 /05 2014
昨日、母が2回目のデイサービスに行ってきた。

例によって送ってきた職員ににこにこと愛想を振りまき「ありがとうございました」と一礼。
ドアを閉めたら、さてなんと言うのだろう…と思いきや、フフフと笑い出した。
母は「瀬戸の花嫁歌っちゃったよ~」「大きな声でね~、それも独唱」「お風呂もね、気持ちいいんだよ~」と言う。
あ、そうなのと言うのが精いっぱいなほど上機嫌なご帰宅だった。
だらだら生活の比べたらとんでもなく疲れているはずなのに何の文句も言わずにこにこしている。
表情だって生き生きしていてとてもいい。

母にそう言ってみた。
母は「やっぱりね~。頭を使うのはいいことなんだよ~。」と説得力のある言い方をした。
そうだよそうだよ、その通り。
少しでもその気になってくれたのかとちょっとうれしかった。

そして今日。
母はあの地獄にいる。
油断大敵、母は強敵。

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だらだら地獄

日記
12 /04 2014
母がだらだら生活を始めたきっかけは父が亡くなったことにある。

それまでは父と買い物に行ったり洗濯も掃除も食事の支度も何とかやっていたのだ。
それは父の手前、やらなければならないと責任を感じていたのだろう。
ところが父の目が無くなりしかも私が離職したもんだから母はすっかり解放されてだらだら地獄に落ちてしまったのだ。

これは失敗だったな。
慌てて離職しなくても介護保険を使って両立する道はあったはず。
結局母は私に家事を全部任せてしまい隙あらば布団にもぐりこむ生活を送っている。
それが一番楽だと母は言うが楽をすればするほど筋力も知力も落ちていくんだよ。
恐るべしだらだら地獄。
落ちたらなかなか抜けられない。

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まるなげ~

日記
12 /02 2014
妹の入所が決まり26年間通った通所施設を去ることになった。

こういう時母親ならお世話になった施設には挨拶やらお礼をしなければと思うのだろうが母は完全に拒否の姿勢を見せ始めた。
いつも文句ばかり言うくせに「声が出ないから話ができない」と言い
自宅の階段はすたすた上がるのに「歩けないから挨拶に行けない」と言う。

何かというと老いと認知症を言い訳にする母。
無理をしてでも何とかしようとする態度ゼロ。
根性なんて微塵もないのはよ~く知っている。
母はなんでも私に任せようとするけどやっぱり親の役割は私には変われない。

お別れ会を開くのでぜひ母に出てほしいと施設長さんからお話があった。
それを聞くと母は急に具合が悪い悪いと言い始めた。
あ、ごめん。お別れ会は2週間後っていうの忘れた。
それまでには具合もよくなるよね。絶対に。

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uncha

認知症の母を見守りながら生きています