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安眠妨害だよ

日記
11 /27 2014
またまた夜中のことだ。

母が私の部屋の戸をノックして「ねえ。寒くて寒くて寝られない。」と言いに来た。
つい2,3日前は足が凍っているみたいに冷たいと言うので電気あんかを出したばかりだ。
で、あんかはどこにあるのと聞いてみた。
「そんなの知らない。」と母は答えた。
聞かなきゃ良かったと思いつつ探してみるとクローゼットの布団の間から発見。
布団だっていっぱい入っているんだから自分で出せばいいじゃん。
あんかを入れて布団を1枚掛けてやったが夜中に起こされるのはたまらない。
それでも10分ほどしてのぞいてみた。
あんかは暖かいかと聞いてみたら「ぬるうてぬるうてダメだわ。」ってさ。
まったく腹の立つ言い方しかしない。
あんかのスイッチを最大の強にしてそのまま退散した。

認知症が進行するにつれて母は自信がないと言うことが多くなったがそれ以上に依存心が強くなった。
そんなのできるだろうと思うこともいちいち言いに来る。
全く困ったもんです。
お願いだから夜中に起こすのはやめてほしいものです。

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注射した?

日記
11 /26 2014
妹がインフルエンザの予防注射をしてきた。

母が入浴は控えたほうがいいと言うのだが最近そんな話は聞かなくなった。
ちょっと調べてみたら接種後1時間を経過していて発熱などの異常がない場合の入浴は全く問題ないらしい。
母にそう説明したところですんなり納得するはずもないので妹の入浴は中止。
私にしてみれば入浴の介助をしなくていいのは助かる。

すると母が「私も予防注射をしたから…」と言いだした。
なんとあほなことを。
あなたは朝から食っちゃ寝食っちゃ寝で一歩も外に出てないでしょ
今日は出かけてないし注射もしてないと言うと母は「知らなかった」と答えた。
ほんまかいな。
あわよくば入浴をしない口実にでもしようと思ったのかいな。
まったくもう。
調子よく認知症を利用している節が見えるずる賢い母です。

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夜中にうめく

日記
11 /25 2014
母は隣の部屋で妹と一緒に寝ている。

夜中になにやら話し声が聞こえて目が覚めることがある。
たいていは母が妹に「今何時?」とか「トイレに行く?」と声掛けしているのだが時々得体の知れない声がすることがある。
日本語なのかなんなのかごちゃごちゃ喋った挙句にきゃきゃきゃきゃきゃ~と憑りつかれているような恐ろしい声がするのだ。
声の主は母だが聞いてみてももちろん記憶にはない。
そして母はこんな話をし始めた。
「おばあさんに恨まれているんじゃないかと思う」
おばあさんとは父方の祖母、母にとっては姑のこと。
父と母は結婚当初、祖父母と同居していたらしい。
しかし父の仕事の都合で家を出てしまい二度と一緒に暮らすことはなかったと言う。
祖父が早く他界したので祖母は亡くなるまで30年以上田舎でひとり暮らしをしていた。
祖母は母が出て行って面倒をみなかったことをいまだに恨んでいるのだと言う。

しかしながら母が祖母のことを良いように言ったのを聞いたことがない。
父は次男だし本音は介護する気などさらっさらなかったよね。
少しでも反省する気があるのなら懺悔なさいませね。

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介護の値段

日記
11 /24 2014
母は現在まだらボケ。
7:3でボケの勝ちといったところだろうか。

我が家には障害のある妹がいて入所の話が進んでいる。
この話も母がはっきりしている時にしっかり決めなければならない。
話し込んでいると母が「この家はあんたが倒れたらおしまいだね。」と言う。
そんなことは分かっているし何回も何回も聞かされている。
母は私に一大事が起こったら大変なので誰かに頼もうかと言い出した。
いくらかお金を渡して母と妹の生涯の介護をお願いすると言う。

へ~なんだか虫のいい話のように思えるけど。
で、いったいおいくらお渡しするのでしょう?
以前私と口論になった時は全財産叔父に渡すと言ってたよね。

すると母が「5万円」と言った。
5万円ですか??5万円で介護のお願いをするんですか??
所詮母のとって介護ってこの程度にしか感じていないんだなとがっかり。
年寄りを看た経験のない母には何にもわからないんです。
介護離職までした私って何なんでしょうね。

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滅入ります

日記
11 /23 2014
昨夜地震があった。

震度は3
でもなんだかゆ~らゆ~らと変な揺れ方でちょっと身構えた。
母も妹も何も気づかなかったようで今朝になってTVでその事実を知ったらしい。
全壊した家屋を見て母が「湿気が多かったのかしら」と的外れなことをポツリ。
大きな地震があったんだよと言うと
「ああそう。」というもののまたすぐに「湿気が多いと土地がおかしくなる」とまたポツリ。
認知症のせいなのか性格的なものなのか母はとにかくマイナス思考で生きている。
毎朝雨が降り自宅の床下には水が溜まり家は崩壊しかかっていると思っている。
今日は気持ちのいい晴天だが我が家だけはいつも雨にさらされていると思っている。
こんなことを毎日繰り返し言うのだから私はすっかり滅入ってしまう。
つい2~3日前、デイサービスに行くと言って喜んだばかりだがまたまた気分は奈落の底。
どれだけ周りに迷惑かけているかなんてま~ったく考えていないんだろうな。
とりあえず自室に退散。
こういう時は何も聞かなかったことにするに限る。
母はどうせ覚えていないんだから。

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いえ~い!

日記
11 /21 2014
母はデイサービスから笑顔で帰ってきました。

外面のとってもいい母はまたまたのお愛想笑いで介護士さんに挨拶しドアを閉めるなりあ~っとため息をつく、と思っていました。
ところが開口一番「楽しかったよ~」と本当ににこやかに笑っている。
しかも「来ている人も職員もみんないい人ばかりですごく良かった。」と
さらに「また行けるの?」とまで言うのであ・ぜ・んとしてしまった。
とどめは入浴までしてきて「本当に気持ちよかった~。」とまで言う。
もうもうデイサービスの皆様に感謝の言葉しかありません。
とはいえこのことをず~っと覚えているのか保証がないのでできるだけ休まず続けていけるよう頑張ってほしいものです。
いやいやほんとに週に1日だけでも出かけてもらえると助かります。
気分はいえ~い!です。
やはり変にプライドのお高い高齢者には少人数の施設の方がかまってもらえるのでいいようです。

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再々デビュー

日記
11 /20 2014
本日より新しいデイサービスにデビューする母です。

例によって土壇場になるといやいや病を発症するところなのだが今度のデイは当日のキャンセルは100%返金なしと聞いてさすがごうつくばあさん何も言いません。
入浴もするつもりなのかバスタオルや下着を準備しても文句も言いません。
着替えのパンツを探して母の引き出しを開けてみたらそこには妹のおNEWのパンツがびっしり。
そういえば以前母から妹のパンツがないと言われ買ってきたものがそこに全部入れてあったのです。
母の気の利いたパンツはなく、と言っていくら新品とはいえ妹のでかいパンツを持っていくわけにも行かずそこそこきれいなパンツを持たせたのです。
それでも母は文句も言わず観念したのかカバンに入れていきました。
さあ、どうなるんでしょう。
ま、私は期待していませんけどね。
やっと母が外出してくれて家に一人いると寒い寒い。
とっとと出かけることにしよう、といってもスーパーだけど。

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いい人になる

日記
11 /19 2014
有名な俳優さんが亡くなってTVは昨日からその話題で持ち切りだ。
それを見ていた母が「この人はいい人なんだね~。悪く言う人がいないね~。」と感心するように語っている。
そして「私も死んだらこんな風にいい人だと言われたいわ~。」と続けた。
それはもう遅いんじゃないのと言ってみた。
欲深い欲深い母のこと、いい人だと言ってくれる人はそう多くないと私は思っている。
それでも母は繰り返される放送を見るたび「この人はいい人なんだね~。」を繰り返している。

そりゃあさ、死んだときにいい人だったと言われることは素晴らしいことだけど長年積み重ねてきたことの結果としてあるのだから今更遅いんですよ。気づくのが。
それでも母の頭にはかなり強いインパクトを与えたようで与えたようだ。

さてさて明日からデイサービス再開となりました。
新しい出会いですからぜひぜひいい人と言われるように頑張ってほしいものです。

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おかしな頭

日記
11 /16 2014
昨夜は参った。いや夜中のことだ。

母が急にニシコリの準決勝の試合を見たいと言い出した。
夜の11時からだよと何回も言い母の寝室のTVを視聴予約した。
多分テニスの試合なんぞ見たってルールもわからないだろうがちょっと世の中が騒いでいるので気になったのだろう。
私は別の部屋で観戦し終わったので母の部屋をのぞいてみた。
寝ている。
さあ寝るかと布団に入った時急に母の声がした。
「試合はどうなったん?すっかり寝てしもたわ。」
今終わったところ。負けたよと言い母を寝室に連れて行った。
1時間ほどしてまた母の声がする。
「明日親戚が泊まりに来るんやろ?」
そんな話はありませんと言い母を寝室に連れて行った。
またまたしばらくして母の声がする。
「泊まっている人は下(1階)で寝てるの?」
いやいや下では誰も寝ていませんし家族しかいませんよと連れて行く。
朝になっても起きてこないので様子を見に行くと
「今パーマをあてているの」とうわごとのように言う。
ま~~~~ったくなあにを言ってんだか。
ちょっと正気に戻ったようなので一連の話をしてみた。
母は「おかしな頭やなぁ」と不思議そうに言う。
ホントにおかしな頭に振り回されて私がおかしくなりそうです。

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思わぬ展開

日記
11 /12 2014
デイ見学の翌日、母は「返事しないといけないんでしょ」と言う。

見学したことを覚えているなんて余程断る理由でも考えていたのかと思っていたら
「行った方がいんだよね。行こうかな。」と母は驚愕の発言をした。
そ、そうだね。2~3日内に連絡する約束だからと慌ててしまった。
それでものらりくらりとしているのでその日は保留にし翌日また聞いてみた。
すると母は「やっぱりいい人がいなかったから…」とまたもや拒否。
そもそも行く気がないんでしょとちょいときつめに問いただしたところ母は「そんなことない。行きたい気持ちはある。」とのたもうた。
建物や設備は良かったし職員もなかなか熱心そうだし来ている人は実際に話してみないとわからないよ。
でも決めるのはあ・な・ただからねともう一回行ってみると
母は「行くにしよう。」と言い出した。
これはよしよしとCMに早速連絡して契約の日程を決めた。
母にもこれで行くことにしましたからねと念押し。

ところがそれから朝食後に昼まで寝て昼食後に夕方まで寝て夕食を食べると言う最悪の生活リズムの毎日に。
しかも母は「寝ているのが一番楽~」とか言っちゃってるし。
おいおいまさか、実力行使で拒否するつもりなのか。
契約まであと5日。無事に成立するか不安が募ってきた。

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uncha

認知症の母を見守りながら生きています