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百歳迄生きる

日記
10 /31 2014
叔父夫婦がやってきた。

久しぶりにみんなで外食をすることになった。
と言っても私には収入がないので母がごちそうすると言うことだ。
母は最近自称「死ぬ直前」なので外食どころか買い物にも出たがらなくて、よもや夜の外出など1年以上していなかった。
以前、家族の誕生日のたびに行った高級中華料理店に足を運ぶことにした。

母は料理が運ばれてくるたびにこにこしながらお皿を差し出した。
そしておいしいおいしいとそれをあっという間に平らげた。
母の最近の元気のなさを知っていた叔父夫婦もこの様子にはびっくり。
母も調子に乗ったのか「100歳まで生きる」と宣言した。
あ~良かったね~。
これからはぜひ前向きに積極的に、もう死ぬからなんて言わないで元気に生きてくださいね。
あれだけ食べられれば大丈夫。
あなたは当分死にませんよ。

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陣地を争う

日記
10 /29 2014
ここ何日か清々しい晴天の日が続いている。

母が突然「2階のベランダに洗濯物を干したいんだけど」と言う。
いやいやあなたには1階に専用の屋根付き物干しがあるでしょ。
しかも2階は直射日光が当たるからとても洗濯物は干せないと言っていたではありませんか。
しかも私の洗濯物をすでに干してあるので場所を譲る気はない。
なのでやんわりとガンガン日が当たるから洗濯物が痛むよ~と言ってやったが相手はひるむ様子はない。
母は「もう1階がいっぱいで干すところがない」と言う。
ええ~っと見てみると確かに手前はいっぱいだがまだまだ干せそうだ。
母にそう言ってみるが頑として2階に干すと言い張る。
こっちも日頃の恨みがあるから絶対に干してやるつもりはなくのらりくらりとかわしてやった。

結局、私の抵抗もむなしくタオルとこれとこれとと勝手に持ってきて干していった。
まったく自分勝手な母である。
だいたいいつも1階は絶対に貸さないくせになんなんだよ。
私の陣地に踏み込まないでくれ。
本当に腹の立つ母なのだ。

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認知症の自覚

日記
10 /26 2014
自分を認知症だと言う認知症の高齢者はいないと聞いたことがある。

私の知る90過ぎのおばあさんは息子にぼけてきたと言われると憤慨しながら中学生だという弟のことが心配だと言っていた。
もう一人のおばあさんは私がぼけるはずはないと言いながら何を食べても味がしないと醤油をざぼざぼかけていた。
私の母には認知症の自覚がある。
それは物忘れ外来の医師があなたは認知症ですよとわざわざ本人に告知してくれたせいで、その後TVでいろいろ取り上げられるのを観ることが多くしっかり刷り込まれている。
でも自分が何度も同じことを繰り返し話すということには全く自覚がない。
同じことを何度もという行為は認知症の人を家族に持つだれもが経験していることだろうがこれほどストレスになることはない。
いい加減にしろよ~~~~と何度叫びそうになったことか。
ホントなの?わざとなの?わかって言ってんじゃないの?と思うほどその繰り返し方は見事だ。

母も何度か聞くうちに私のうんざりする態度に気付くようで少し悪そうな顔をする時もあるが、病気なんだから仕方ないでしょと悪態をつくこともある。
認知症は自覚があるうちは本人がつらいと若い心理療法士が言っていたがやっぱり家族の方がつらいと思うよ。私は。

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なぜか前向き

日記
10 /24 2014
ここのところ、母は毎朝6時には起きて洗濯やら掃除やらなぜか積極的に取り組んでいる。
といっても、ここ3日のことだけど。

何故なんだと考えてみたら一つ思い当たる節があった。
あの超手際の悪い内科でいらないと言ったのに処方された漢方薬。
なんていったかな…補中益気湯だ。
じいさんの医師は「元気が出る薬ですよ」なんてふざけたことを言っていたが、強いて言えばそれを飲み始めたことくらいしか思いつかない。
母に体調がいいのかと尋ねたが「いいわけない。眠いし痛いしもう死んでしまいたい」と応えた。
そうだよね。常に不満がいっぱいなんだもの。
調子いいよ~なんて口が腐っても言わないよね。

でも、通所の見学の話も「前向きに検討する」と1回は言ったし。
ま、その後「断るのに見学に行くには悪いよね」と自己防衛に走るし。
それでもほんの少しは出て行こうかなと考えているようだ。
本当にあの漢方薬の効果なのか。
なんていったかな。あれあれ。そうそう補中益気湯だ。

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なんて食欲だ

日記
10 /22 2014
今日は子供の用事で午前中外出することになり母はお留守番。
12時か1時かそれくらいには帰るからご飯は待っててと声かけた。
母は「寝ているからおなかは空かないし急がなくていい」と言った。
最近は母は1人でいる時に電話が鳴ると不安で仕方ないと言う。
予定通り、12時半には帰れそうだし私はあえて連絡しないことに。

帰宅すると母は背中を丸めて座っている。
私の顔を見ると「おなかが空いたからプリンを食べた。」と言う。
そこからです。
母が「それとこれを食べたら賞味期限が3か月前で…」
なになにぃ⁈
どうやら冷凍庫に入っていたカステラを凍ったまま食べたらしい。
お中元に頂いたものだが食べきれず冷凍庫に入れたままになっていたものだ。
母は箱の賞味期限が3か月前だったことに気づいて慌てて文○堂さんに電話したらしい。
文○堂さんも訳の分からない電話で驚いたでしょうね。
母は「もう死ぬかもしれない」と繰り返しているがなんてことなさそうなのでよかったが、おなかが空いたスイッチが入ると台所をあさるのでちょっと危険になってきた。
もう、お願いだからかんべんしてくれよ~。

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捨ててやるぞ

日記
10 /19 2014
朝夕ずいぶん気温が下がってきて母は寒い寒いと騒ぐようになった。
80にもなるとたいていの高齢者は気温の変化に鈍感なのだが母は異常なほど敏感だ。
またあの衣類の入れ替えをしなければならない。

わが家はとにかくタンスの肥やしが多くて母と妹の衣類だけでプラケース10個にもなる。
いいものは極々わずかで、ほとんどがサイズ的に着られなかったり流行おくれだったり着ないものばかりだが捨てるという習慣がまるでない。
前回の夏→冬の入れ替えの時には勝手にごみ袋5袋分処分してしまった。
しかし1枚も「あれ、どこに行った?」なんて探すことはまるでなかった。
だから今回もやると決めている。
楳図かずおもどきの赤白ボーダーのワンピース、これはいったい誰が着ると言うのか。
Tシャツだって50枚はあるけど着ているのは多くても10枚まで。
わからない程度に20枚ほど処分してやろう。
それからそれからあげればきりがないがとにかく捨ててやるぞ。
そう思うと入れ替えも楽しくなりそうだ。

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とほほの話

日記
10 /18 2014
子供が大学のOB会があると夕方から出かけていった。
会社を辞めてからずっと家にいてあまり出かけることがなく夜遅くまでいないことは久しぶりだ。
すると、母がそこを狙ってなのか私の部屋に座り込み長々と話し始めた。
なんだか嫌な予感がした。
「今の生活はこのままではうまくいかないと思う」と、またかいな。
「お金がどんどん減っていく」と、またかいな。
「あんたの顔どうにかならないの」と、そこかいな。
ははは。言いたい放題ですわ。
私の顔っていうのは4月ごろから持病のアレルギーが悪化し顔の半分くらいが湿疹になっているので週2で注射治療をしている。
って何回言っても病院に行ったほうがいいって母はくりかえし言う。
だからそういうのがストレスになるっていうの。
こういう風に対峙すると母はさもよくわかっているようにあれこれと話をしてくる。
私もふ~んと聞き流すわけにもいかなくて母と議論するようなことになるのだけど、こんなに頑張って話したところで果たして覚えているのだろうかと疑問になるのです。
結局なぁんにも覚えてなくて私の一人相撲だったりしてね。
なんだか空しい話。とほほだよ。

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100%健康です

日記
10 /17 2014
今日は近くのクリニックビルで2科を受診。
このクリニックビルは上から下までヤブ揃いと決して評判は良くないが、内科、歯科、整形外科、眼科、皮膚科、耳鼻咽喉科とあるので高齢者にはありがたい。
母は耳鼻咽喉科で再診があったのだが最近の具合の悪そうな様子が気になり内科も受診することにした。
息苦しいのと起きるのがつらいのと便秘が大変なのと。
そう言ったらレントゲンから血液から、医者の好きなだけ検査をすることになった。
あのやたら時間のかかる内科でそれだけの検査をしたのでまあ大変。
確か10時前に来たはずなのに検査が終わる頃には患者さんは誰一人いなくなっていた。

そしてその結果、肺機能は実年齢より2歳若く、血液はサラサラ。
肥満もなければ心電図もすべて健康そのもの。
耳鼻咽喉科でも聴力は回復していると言われるし100%健康なんです。

もう笑うしかありませんよ。お母さん。
結局、毎日だらっだらっ過ごすこととほとんど外出しないことで自意識が高まりその気になっていたのでしょうとのこと。
あなたの殺し文句「じきに死ぬから、もう長くないから」はなんだったんでしょうね。

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殻にこもる

日記
10 /16 2014
もうすぐ叔父夫婦がやってくるので家丸ごと綺麗にしよう月間です。
 
今日は庭の掃除を始めたら母が
「あんたがアノ蚊に刺されたりアノ毒グモに噛まれたら大変だからやめといたら。」とうるさいうるさい。
日によって、私は大切な人になったり嫌な人になったり全く忙しいことよね。
だいたいさぁ、私がやらなかったら誰が庭の掃除やるんですか?と聞いてみる。
母は「… …」と口をとがらせている。
ほれ、ごらん。わたしだって好きでやるわけではないんです。
これまで雑草だらけにならなかったのも、何も言わず黙々と庭いじり(それだけだけど)していた父のおかげだったんだね。
父が植えた柿の木に初めて実が3個なったしご褒美だね。
そう言っても母は「そんなことしていたかなぁ」だって。
すでに父の存在もうっすらとしか記憶にないのか。
いちいちかわいくない母です。
 
叔父夫婦が1年ぶりに来ることにも母はあまり気が進まない様子。
それは自分がこの1年で認知症が進んだことを自覚しているから。
そうやって自分の殻に閉じこもるとますますダメになるのですけど。
ま、ごちゃごちゃ言うとまた嫌な人になりそうなので今日は黙っていることにします。

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台風が去って

日記
10 /15 2014
台風19号の風雨は夜の10時ごろから激しくなって深夜まで続いた。
雨戸を叩く音がすごくてなかなか寝ることができなかった。

翌朝、風は強かったが空は雲一つなくまさに台風一過。
そんな中、母はTVから流れる台風の被害状況に見入っている。
「大変やなあ。こんなことになったら妹と2人ではおられんわ。」
ん? 何のお話でしょう?
さらに母は「2人だけやったら心細いわあ。」と言う。

母は昨日の一人で暮らしたい宣言を覚えているのか。
覚えている上で昨日の話はなかったことにするつもりなのか。
あら、昨日一人になりたいって言ってたよねっと突っ込んでやろうかとも思ったがまた変なスイッチが入っても面倒なのでやめた。
全くころころころころと話が変わるのには閉口する。
いちいち振り回されるこっちの身にもなって頂きたい。
というわけで別居の話も無くなったようだが、私の自由への道も閉ざされてしまったようだ。

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uncha

認知症の母を見守りながら生きています