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一人で暮らす

日記
10 /14 2014
CMの訪問があった。
最近の母の生活は具合が悪いのかはたまたグータラのせいなのかとにかく横になっていることが多い。
そんな話からできたらまた通所を始めましょうという展開になった。

母に突き詰めて聞いてみるとどちらかと言うとグータラで寝ていたいようだ。
そんなことをしていると本物の寝たきりになっちゃうよ。
母は「それは嫌だ。」と言う。
だよね。
じゃあ朝はしっかり起きましょうよと言うと段々表情が険しくなって
「うるさい、うるさい、うるさい!!」
「やっぱり一緒に暮らすのは無理なんだよ!」
「この家で一人で暮らしたい。その方が絶対いい。」と言い出した。
つまり、寝たい時に寝て起きたい時に起きて、食べたい時に食べて自由気ままに暮らしたいのだ。
そんなの誰だってそうしたいんじゃないの。
こうなってくるともう手が付けられない。
私のことも子供のことも文句のいい放題。
なので、わかりました、出ていく方向で準備しますと言っといた。
母は「1回やってみる」と言うのだけど、どっこいそうはいかないよ。
出て行ったら最後、帰ってきませんからね。2度と。

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今、思うと

日記
10 /12 2014
母が妹の花柄のチュニックを着ていた。
それは私が外出用にと買ってきたもので少し値の張るものだ。
前開きなので脱ぎ着がしやすいだろうと思っていたのだがそれが母にはパジャマに見えるようだ。
母にそれは妹の外出用だと言うと「知らなかった。見たことのない服だから誰の物かと思った。」と言った。
初めてではない。もう何度も同じことを同じように繰り返している。

母が認知症と診断され受診を始めてから3年ほどになる。
今の家に引越してきた時、母にランチョンマットを5枚贈った。
ちょっとしたものだったから1枚1000円くらいしたのだが、あまり使われてないようだった。
その後同居を始めて、そのランチョンマットが雑巾の棚に置いてあるのを見つけてびっくりした。
母にそのことを聞くと「知らないものだったから気持ちが悪かった。」と言った。
すでに汚れがあって雑巾として使われているようだったので腹が立って捨ててしまった。

今、思うとあの頃から、つまり8年前母はすでにおかしかったのだ。
その前から電話で同じ話を何度も言っていたし、もっともっと早くからおかしかったのかもしれない。
しかし、一緒に住むまで、住んでからもしばらくはそれに気づくことができなかった。
今、母はアルツハイマー型認知症中期。着替えの服が選べない。

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さめざめと泣く

日記
10 /10 2014
妹が短期入所で利用している施設に契約更新に行ってきた。
この施設は毎日通所している施設とグループ企業のようなものでいずれは完全入所を希望している。
しかし障害者の入所は高齢者以上に空きがなく現実は厳しい。

父は健在な頃、妹は生涯入所させず家族と暮らすと決めていた。
しかし現実はそうはいかないと私が入所を決めたのだ。
いずれ妹と私の2人になった時、必ずしも私の方が健康で長寿だとは決まっていない。
お互い健康でも今後10年20年と妹を介護し続けるのは無理だ。
それこそ私に何かあったら妹は何もできず孤独死するんだよ。
妹には安心できる生涯を考えたほうがいい。
母にそう説明するとどうも私が裏切ったと感じたらしい。
私のことを「嫌な人だ」と言いましたからね。
それで近々やってくる叔父に財産を全部渡して妹を頼むと言い出した。
なんでそんなことになっちゃうんだろう??

母の知的能力は著しく低下している。
母は「一生懸命お金を残したのにこんなことになるなんて」とさめざめと泣き始めた。
またそこですかとがっかりしながらこの際ひとつ言うことにした。
あなたがお金をどう使おうと勝手にしてくれたらいいけど、お金があろうとなかろうと妹を看る態度に変わりはありません。
果たしてどこまで母の記憶に残っているかわからないけど私を嫌な人だと思っていることは事実のようです。

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ここはどこだ

日記
10 /07 2014
今朝もまた母は起きて来ない。
具合が悪いのかと時々様子を見に行くがそういうことでもないらしい。
母の寝起きの悪さは折り紙つきで、嫁入り早々たまりかねた父が祖父に文句を言ったと聞いたことがある。
すると祖父はもう嫁にやったのだからそっちで何とかしてくれと言ったらしい。
言う方も言う方、応える方も応える方だと思うけど。

8時になっても母は起きてこないのでちょっと声をかけてみた。
9時近くになっても起きてこないがなんとなく物音がしている。
様子を見に行くと母は布団や枕を片付けてちょこんと座っている。
そして「今日家に帰るんやろ」と言った。
いやいや、ここが家ですけどと言うと母はしばらく考えて
「ああ、そうだ。ここは私の家だった。」
そして「あのホテルにはもう行かないの?」と言う。
ホテルってなんのこっちゃ??
てか、あなたはもう10年も家を空けたことがないじゃない。
またしばらく母は考え込み「ここは私の家だ!」と確認するように言った。

しばらくしてここはどこだと母に聞いてみた。
母は「ここは私の家だよ。さっきは頭の整理ができてなかった。」と笑いながら言った。
そして母は何食わぬ顔で「今朝、目が覚めたところはホテルだったんだよね。」と言い出した。
はっはっは。これは幻覚なのか妄想なのかはたまたボケなのか。
やっぱりあなたの頭はどうにかしている。

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避難勧告だ

日記
10 /06 2014
朝起きたら台風の影響ですごい雨が降っていた。

それからもザーザーと降り続けて10時ごろには庭が大きな水たまりになった。
TVでは避難勧告、避難勧告と警戒を呼び掛けている。
それが母の恐怖心を煽って小さなパニックになっている。
母が「ほら、また避難勧告が出たよ。」
「ねえ。そろそろ出ていく準備をした方がいいよ。」と言う。
避難勧告が出るのは大きな川があるとか崖崩れの危険がある所。
わが家の近くにはそんなところはありません。
しかも豪雨、強風の中、いつも体がふらふらして歩けな~い母が歩いていくとでも言うのでしょうか。
だからね、家にいるのが一番安全なんだよ~。
母は納得したんだかしないんだかとりあえず落ち着くのだがしばらくすると
「ねえ。そろそろ出ていく準備をした方がいいよ。」と言い出す。
何回か繰り返すうちにぷちっとキレてしまいましたの。わたし。

わかったわかった。じゃあ避難しよう。
カッパ着て長靴はいて貴重品も持っていこう。
避難所は徒歩10分ほどの小学校。
さあ行こうと声かけると、母は「やっぱり歩けん。」と言う。
だろ。だから家にいるのが一番安全なんです!!
しばらくおとなしくしていた母だが、やがて行動を再開する。
「ねえ。そろそろ出ていく準備をした方がいいよ。」
あなたの頭はほんとにどうなっているのでしょうね。

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終活は大事だ

日記
10 /05 2014
学生の頃の友人と会う機会があった。
その中の2人は共にご主人が8歳年上で、一方は定年退職し一方は再雇用になったと言っていた。
夫が定年を迎えるといよいよセカンドライフが始まるようで話題はいきなり終活に。
2人は子供が困らないように後片付けをすることが大事だと言う。

全くその通りだよ、お母さん。
タンスの莫大な量の肥やしを何とかしてくれないと私が困ります。
そろそろ衣類の入れ替えなので処分に持ち込みたいところだがなかなか壁は高い。
そもそも母はデパート大好きおばさんだったので結構お高い衣装をたくさん持っている。
ところがもったいないからと大事にしすぎてほとんどが袖を通すこともなくタンスで永眠状態だ。

母は「いい物だからいずれはあんたが着たらいいよ。」と
なんだか押しつけがましく言うが時代遅れも甚だしく、しかも母が体格がいい頃に買ったものなのでほとんどが11号とか13号とかばかり。
さすがに7号の私が着られるはずがありません。
そう言うと母は「文句ばかり言う」と怒るのだけど、そもそも肥やしにしちゃった原因はあなたなんですよ。

母が天寿を全うしたら、我が家からは数万円単位の資源ごみが出ていくことになりそうです。

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役所の呼出し

日記
10 /03 2014
税金の手続きに来いと役所から呼び出しのお手紙が来た。
父が亡くなってからというもの妹がらみの手続きがたくさんあってこれまでも呼び出しはあったのだが今回は住民税。
ともかく出頭出頭。

妹は母と世帯が別になっている。
なんで? と母に聞いてみても
「知らん。初めて聞いた。」といつもの初めて物語の始まり始まり。
ずいぶん前に父と母が世帯を分けたほうが何かで都合がいいような話をしていたのだが、私はよそ様のお話だと思ってあまり深くは知らない。
ところがここにきて母自身が
「なんでそんなことになっているんだろうか」てな調子だから話にならない。
この何にも知らないわからない病はほんとに困るんだよ。

さて役所ではこれからも収入の確認の手続きを毎年するように言われたが、障害があって収入が増える可能性が皆無で本人ができないのを分かった上でなんで毎年やらなきゃならないのかと聞いたところ。
税金はあくまでも自己申告とのこと。
やっぱりかった~い頭なんですね。

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娘か嫁か?

日記
10 /02 2014
離れて住む叔母からたびたび母に電話がかかってくる。

叔母は母の弟の嫁なので母とは義理の関係だが仲がいい。
会話の内容はたいていが嫁の愚痴。
叔母には息子が2人いるが長男家族と同居している。
その長男の嫁が家事や孫の育児を全部叔母に任せてコンサートやライブに行ったりやりたい放題なのだそうだ。
もともとは共働きの息子夫婦に子供ができたので叔母が仕事を辞めてまで家事や育児をを助けることになったようだが、そのうち嫁は仕事を辞めてしまったらしい。
なのに家事や育児は以前のままで何もしない。
そんなこんなでもめている内にどうにも埋まらない深~い溝ができたのだ。

叔母はこの嫁が老後を看るとは思えずまた看てもらう気はないという。
それで母にやっぱり娘はいいよねと羨ましげに語るのだ。
母は「娘だから喧嘩になっても引きずらない」とか言っちゃってる。
いやいやいや、冗談じゃないっすよ。
私は引きずっているし忘れられないことだっていっぱいある。
一緒に住んでみてこんなに根性の悪い人だったのかとがっかりしていることもある。
娘だからとか嫁だからとかそういうことじゃなくてお互いの信頼関係じゃないの?

叔母はさんざん愚痴って電話を切った。
すると母は「全くうるさい人だね~」とまたまた根性悪発言。
あなたのそういうところ、大っ嫌いです。娘より

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母ががんばる

日記
10 /01 2014
病院で処方された薬が効いたのかやっと熱が引きました。

昨夜はもうどうにもだるくてだるくて妹の入浴介助は無理だなと思っていたら、母がはい!っと手をあげました。
え~っ。
確かに数年前までは妹の介助をしていたのは母でしたが、もうそんな体力があるとは思えません。
そこから本格的に認知症になっているし覚えているのだろうか。
しかも母自身ちゃんと入浴できているのかどうかも怪しくなっているのに。
でもやると聞かないので、そこは昔取った杵柄、やって頂こうじゃありませんか。

しばらくしてお風呂から叫び声。
結局お手伝いすることになりました。
何しろ妹はでかい。
体を洗ってやるだけで大仕事です。
明日の朝、母は起きてこられるでしょうか。
いや、覚えているでしょうか。

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uncha

認知症の母を見守りながら生きています