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丑の日

日記
07 /30 2014
29日は土用の丑の日で、朝からTVやら新聞のチラシやらでうなぎうなぎとにぎやかに騒いでいた。
わが家の大蔵大臣(…すでに死語)であられる母にうなぎを買ってもいいかなと聞いてみた。
高価なものは勝手に買ってくるとご機嫌を損ねてしまうのでお許しを得ておいたほうが後々もめなくて済む。
母が「1枚いくらするの?」と怪訝な顔つきで聞くので、2000円くらいと答えると恐怖におびえるような顔をして
「とんでもない!」「そんな高価なもの食べたことない!!」
「買うお金なんてどこにもない!!!」と立て続けに拒否した。
何しろ母の座右の銘は「贅沢は敵」なのだからこれは想定の範囲内。

父は季節の行事を大切にする人で、土用の丑の日のうなぎは欠かさなかった。
だから食べたことがないなんてことはありえないが、それでも母は言い張っている。
去年も食べたしね。
しかも「あんな蛇みたいなものを食べるのは下品だ」とまで言い出した。
お~脳みそフル回転。いいぞいいぞ~。

あれこれと言いあったが結局家族のためにと2枚だけ買うことにした。
さて、夕食はうな丼。1人半枚だがそれでも1000円だ。
母は蛇みたいで嫌いだったはずなのにぱくぱくとおいしそうに平らげてしまった。
うなぎ、食べましたからね。忘れないでくださいね。来年のためにも。
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改心する?

日記
07 /29 2014
朝5時50分に起きて、天気がいい日はまず1階の全部の窓を開ける。
換気扇を回して空気を入れ替える。
妹は6時過ぎに起こすが母は特に起こさないようにしている。

起きるとまたあれが始まって窓とカーテンをぜんぶ閉めてしまうからだ
敵もさるもの、10分もしない内に起きてきて「泥棒が入る」「人がのぞく」
とあわてて閉めて回る。
これが朝の恒例行事だった。

ところが先日の緑のカビ事件で少し気が変わったらしく、今日はいったん閉めたもののしばらくすると窓を全部開け始めた。
しかも「掃除機かけてくれる?」と自室の掃除の依頼をしてきた。
すると先日動かさなかったプラスチックケースの下からもカビが見つかった。
念入りに掃除して除湿機を回して乾かすことにした。
母はあまり開けたことのない窓も開け、隣の居間の窓も開け、我が家はこれまでなかった解放状態になった。

気持ちいいねと声掛けしたが母の顔つきが何だか怖い。
「ねぇ、人が入ってくるからここから離れないで」と言う。
今日は体操に行くから出かけるよと言うと
「じゃあ仕方ないから私がずっとここにいる」と言う。
母は私が外出していた1時間半、ずっと怖い顔をして1階の中央に鎮座していたらしい。
だいぶ緊張して過ごしていたんだろうけどちょっと刺激になったかな。

3時過ぎ、母はバタバタと窓を閉め始めたと思ったら雨戸まで閉めている。
まだ明るいし早いんじゃないのと言うと
「誰か入ってきたら困るじゃないの!」と怒るように答えた。
あらら、改心したんじゃなかったのか。
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親を看る

日記
07 /28 2014
夕飯の支度をしていたら母が「何かやろうか?」と聞いてきた。
いつもなら面倒なのもあって、いいよと言うのだが、最近の母は何もしなくても全部やってくれると思っているような節があるので味噌汁を作ってもらうことにした。
母は口だけのつもりだったのか「えっ本当にやるの?」みたいな顔をした
豆腐とわかめとねぎの定番だが、ねぎが1㎝幅くらいのぶつ切りになっていてびっくりしたがちゃんと出来上がった。
やればできるじゃん!!明日からもやってもらおうっと。

親を看ることについて考えた。
母は「あんたが看なかったら誰に看てもらうの?」とよく言うのだが、この言葉は本当に気がめいる。
母の世代の人のほとんどが子が親を看るのは当たり前だと思っているのだろうが、子供は親の老後を看るために生まれてくるのではない。
私が長男と結婚して家を出たときにはまさか帰ってくるとは思わなかったはずだ。
父も「お前の世話にはならん」と言っていたし、あのまま家庭がうまくいっていたら私は同居を選んでいない。

父が亡くなり母はすべてを私に依存するようになってしまった。
母は自分の親も義理の親も老後の世話をすることがなかったから介護の辛さもわからない。
親を看ると言うのは相当な覚悟がいることなんだよ。
残念ながらこんなこと母に言ってもわかるはずもないけどね。

親は自分の老後に責任を持たなければならない。
子供の生活を壊してはならない。
だから私はもしも認知症になったら早い時期に施設に入ろうと思う。
認知症にならなくてもしっかりしているうちに施設に入ろうと思う。
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かわいい人

日記
07 /26 2014
以前通所施設で働いていた時に出会ったおばあさん。
話しかけるといつもニコニコしていて本当にかわいい人だった。
もう90を超えていたが足腰もしっかりしていて自分でトイレにも行ける。
その脚力を活かして、施設ではちょいちょい勝手に歩きまわって困ることはあったが、赤ちゃんの人形を抱くとあやすようにしながら微笑んで座っている。

おばあさんは重度の認知症なのだ。
わかるのは同居している娘のことぐらいで生活のことも今何をしているのかもわからないようだったが、それでもいつも穏やかで元気で毎日がとても楽しそうだった。
家中歩き回るらしく、家族は大変だったみたいだけど。

母が認知症になったからには自分のことも考えなくてはならない。
私が認知症になるとしたらあのかわいい人になりたいと思っている。
どんな認知症になるのか自分で選ぶことができるかどうかはわからないが、そうなれるよう努力しようと思っている。

母はまったく違うタイプで、何に対しても悲観的でマイナス思考であげ足を取るばかりで、そんな生き方は家族まで憂鬱にする。
もっと笑って生きてほしいのだけどどうしたらいいのかが分からない。
父が亡くなったことで不安を抱えてしまったからだろうけど、それはどうにも解決できない。

私はこれからの人生を明るくぼけることを目標に頑張ろうと思う。
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緑色のカビ

日記
07 /26 2014
今日も暑い。母は起きるなり
「あっついね~。どうにかなりそうやね」「あ~死にそう」
「地球が狂ってるんじゃないの」「汗がだらだら出て止まらない」
「なんでこんなに暑いの?気分が悪いわ~」とず~っと言ってくる。
勝手にぶつぶつ言うのならいいのだが、いちいち「ねぇ、そう思わない?」と確認しに来るのでうざい。
世の中、みんな夏なんだからみんな暑くて当たり前なの。
あ~そうねそうねとあしらいながら、新戦法・倍返しを使う。
暑くて暑くてたまらないから体がかゆい~。ねぇかゆくない?と何回も言ってみる。
母はむっとして黙っている。もう、目には目をですよ!

さて、昨日の事件。
1階の母が陣地としている和室が何だか臭う。
エアコンかと思いクリーニングをしたが最近またひどくなっている。
母の臭いなのか?とも思ったが何とも言えない不快な臭いなのだ。
この部屋は母が掃除をすることになっていて私は手を出さない。
というか、物盗られトラブルにならないよう避けているのだ。

昨日は掃除をすると言うので思い切って棚やタンスを動かしてみた。
すると緑色の粉が一面にびっしりとふりかけたように落ちている。
カビだ! 固く絞った雑巾で何度も拭きとって除湿機を1日回した。

母は1日陣地を追われ落ち着かない様子でうろうろしながら過ごしていたが、さすがに毎日使っていた部屋のすぐそばにカビがあったことはショックだったようで、これから私が和室に入ることを承諾した。
こんな約束しても明日は忘れているんだろうけど。
ちなみに畳は塩素系の漂白剤で拭くといいらしいよ。
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ストレス

日記
07 /24 2014
NHKのあさいちを見ていたら、メインテーマは「母が重たい」
あなたのためと繰り返す母の本音は自分のためだったとか、なぜできないのと繰り返す完璧主義の母のストレスで精神疾患になったとか親子確執の話。
ちょっと心当たりあるかも~と気にしていたら、あらあら母までがどっかり腰を据えて見始めてしまった。

そうそう、「あなたのため」と言われるストレス。我が家にもあるよね。
「あんたのために一生懸命貯金したのにありがとうとも言わない」ってもう何回も言うけど、それって自分の面倒を見てもらうことが前提になっているもんね。
子供なんだから親の面倒を見るのは当たり前と言い切るほどの覚悟はできていなかったけど、それでも同居して生活全般の面倒をみているわけです。
ありがとうまで強要されたら本音はとても気分が悪い。

だったらお金なんかいらないから自由にしてくれよ~って気になる。
ほんとにお金の話ばっかりされたらうんざりするの。わかるかな?
おまけに「今あんたに何かあったら、うちは一巻の終わりなんだよ」とか、私には病気もけがもする権利までないらしいからね。
重いよ。重いよ。おもて~よ。

母は同意も反論もせず、表情一つ変えずTVを見ている。
な・ん・の・こ・と・か・わ・か・って・い・な・い

と、子供に向かってなんで片付けできないのを繰り返す自分がいる。
こっちでは私がストレスの原因になっているのだ。
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続アトピー

日記
07 /22 2014
母はまったく覚えてないようだが、私はもう長いことアレルギーと付き合っている。
生まれながらであるならばもう50年を超えているのだが、それなりにいろいろと苦労はしてきたつもりだ。
そして私なりの結論はこれ。
・アレルギーは体質だから治らないし一生付き合っていく。
・医者は相談相手として必要だが治すことはできない。

大学病院にも、評判のいい個人の皮膚科にも、こちらの言うままに薬を出す医者にもいろいろ通った。
なかでも評判がよくなかなか予約ができない皮膚科の医師はいきなり間取りを書けと言い、窓の位置が悪いのフローリングじゃないから駄目だの言い始めた。
次の診察時に改善されてないと、言うことを聞かないから治らないと宣うた。
特別な環境ではなく、普通の環境で生きられるようにしてほしいだけだと即やめた。
評判がいい理由はとにかく患者の話を長々聞いて同情する。
それだけのことだが、小さい子を抱える母親などは信者になってしまっているようだ。
薬の服用を強要する医者もいた。
拒否したらナンセンスだ!と怒鳴られたりもしたな。

私の対処法はとにかく冷やすこと。
保冷剤を柔らかい布に包みかゆいところに押し当てる。
ず~とね。短時間だとかえってかゆくなるから気を付ける。
入浴も温まらないようにしシャワー浴か最後は水で冷やす。
乾燥させない。ヴァセリンペトロリュームジェリーは30年愛用している。
そして、話の合う医者を見つける。
これからもこのスタイルは変えないが、かゆいはつらいよ。
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アトピー

日記
07 /21 2014
私は小さいころからアレルギー体質で、湿疹やかぶれがひどく特に夏はあせもができると膿んでしまって大変だったと母からよく聞かされていた。

一番大変だったのは子供を出産したころで、体も顔も頭の中も湿疹だらけになって、顔は赤黒く変色し瞼はいつも腫れ上がっていた。
このころ「アトピー性皮膚炎」と今どきの病名がついてしまった。
何年か経つといったん落ち着いてまた何年か経つと悪化するを繰り返していたが、ここ数年は何とかいい状態が続いてた。

だが、この4月くらいから非常に状態が悪く特に手の指が困った。
無傷なのは右の小指だけであとの9本はかぶれがひどい。
副腎皮質ホルモン剤を否定する医師は、すべての水仕事はゴム手袋をしろと言うがそうはいかない。

母は痛々しい娘を不憫に思い心配しているのだろうが、初めて知ったかのごとく「いつもそんな風になるの?」「原因はなんなの?」「病院には行っているの?」「治らないの?」と見るたびに聞いてくる。
小さいころのことは覚えてないのだろうか?一番大変だったころのことも?
もう30年以上病院にも通っているのになんだか悲しくなるね。
しかも、何度も原因は?原因は?と聞かれるといい加減うんざりしてしまうよ。

アレルギーはほとんどが遺伝から来ている。
父は生サバが食べられなかったし子供はレバーがだめだ。
親にも責任があるんだよとケツをまくってやりたいところだが、母にはだめなものがない。
きっと母は「私のせいじゃなくておとうさんのせい!」と言い切る姿が目に浮かぶ。
くっそ~。
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高い下着

日記
07 /20 2014
世間さまは3連休とやらで今日は中日。
いつも我先と争って洗濯物を干すお宅(…と私が勝手に競っている)も
今日は何も出ていないからどこかに行っているのでしょうかね。

我が家の場合、アルツハイマーの80歳と知的障害の50歳がいるわけで
この2人を連れて出かけるとなるとあと1人2人手がないと無理。
そうそう無理なんです。
我が家は旅行どころかその辺に出かけるだけでもしんどいんです。
どっちかがどうにかなってくれないと旅行なんて夢の話。
なので、今日も家に引きこもり~。

昼間、居間で母と向き合って座ってしまい、まずぃと思ったが遅かりし。
またまたお金の話が始まった。
「うちにはいくら貯金があるの?」「1か月にいくら使ってるの?」
「年金だけでは足りないんでしょ?」「あんたはお金がないんでしょ?」
と怒涛のような質問攻めにあった。
これだけはどうにもならないらしくて、このシチュエーションになったらただただ耐えて何度でも説明するしかない。
納得したのかしないのか、疲れたようでお昼寝タイムとなった。

夕方、母はひょっこり起きてきて
「税務署に下着代を申告しなきゃね。」と言う。
なんのこっちゃ~と聞いてみるとどうやら夢と現実のはざまにいるようだ
「高い下着をたくさん買ったから税務署に申告するんだよ。」
どんな下着を買ったと言うんだろう。ダイヤかなんかついてんの?
「ほら、消費税が上がったから申告するんだよ、下着代」
その内、言っていることがおかしいと母もわかってきたらしく次第にパワーダウン。
恐るべしこのばあさん。
寝ていても金勘定しているんだぞ。すごいだろ~。
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成年後見

日記
07 /17 2014
成年後見制度の申請の為、いつもの病院で診断書を書いてもらった。

アルツハイマー型認知症中等度とか短期記憶障害、見当識障害、精神不安定、物盗られ妄想…いろいろと所見が書いてある。
回復の可能性…全くないにㇾ点が打ってある。
理解力、判断力が極めて疎外されている…ㇾ点が打ってある。
脳萎縮が著しい…ㇾ点が打ってある。
判断能力の程度は補助でも補佐でもなく、後見だ。

後見制度を申請するのはちょっと早いかと思っていた。
でも結果としていろいろと書かれているのを見るとやっぱり駄目なんだなと改めて思った。
「回復の可能性が全くない」と言われるとわかっているけどショックだ。
「脳萎縮が著しい」には絶望さえ感じる。

母に見せたらきっとどこかに残るから絶対に見せられない。
そういうところはわかるんだよな。
だから、もう治らないと自覚したら本当に何もしなくなる。
ここが申請のスタート。
これから戸籍を取ったりなんやら大変そうだけどやらねばならん。
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uncha

認知症の母を見守りながら生きています