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不一致

日記
06 /13 2014
昨夜、私の子供から電話があった。
就職先でちょっと困ったことがあって仕事を辞めたいと言う。
これまでいろいろなことがあったが自分から辞めると言うのは初めてなので余程のことがあったんだろうと思った。

母に会社でちょっとなんかあったみたいだから帰ってくるよと言ったら
「支度するのにお金をたくさん使ったんでしょ」と言うので
社宅だったし家電もあったし交通費も出たから使ってないと答えた。
このくだりは定型句になっている。
何度も何度もお金は使っていないと説明している。

しかし、今日は私の気が納まらなかった。
なんでいつもお金お金なの。大きいのは心の問題でしょと言ったら
「私はいつもお金が第一だよ」「あんたとは一生沿わないね」と言った。

「お金があれば幸せでいられる、お金がないとそれ以上不幸なことはない」と断言する母の考え方は大っ嫌いだ。
だから「働かなくて食べていけて結構だね」なんて
私に収入がないことをさげすむように言う。
それにうちは億万長者ではない。
立派なお屋敷があるわけでもなく膨大な資産があるわけでもない。
私が働かなくてもなんとかやっていける程度なのだ。
母はそこもわかっていない。

これはね。結構大きな意見の不一致。
人間性よりお金と言い切ったんですからね。
夫婦なら離婚ですよ。
しばらくは口もききたくないが母はすっかり忘れてお昼ご飯のコロッケをおいしそうに食べている。
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カレー

日記
06 /12 2014
今夜はカレーだ。

カレーは母が嫌いだと言うので遠ざかってきたのだが、先日TVで認知症にいいと言っていたのを思い出して作ることにした。
本当の理由は私が楽をしたかったからだけど。
母に、なんでもカレーに使われる香辛料がいいらしいよと言うと
「これ以上賢くなったら困るわ~」とへらへらしながら言う。
残念ながらもう間に合いませんけどね。

なんでもスパイスのターメリックの主成分であるクルクミンが免疫細胞に働きかけ、アルツハイマー型認知症患者の脳に見られる特徴の老人斑を除去することを可能にする、そうだ。
だから、カレーでなくてもターメリックを使えばいいってことらしい。
今更知ってもね。ま、自分のための知識ですけどね。

さて、カレーが嫌いな母は1口食べるなり
「あら~初めて食べたけどおいしいわ~」とカレーが初めてとはまた大胆な発言を。
最近は昨日食べておいしかったものが、今日は嫌いなものになるので作る側としては毎回ひやひやする。

とりあえず、今日は機嫌よくカレーを食べたので、またしばらくしたら今日と同じように認知症にいいと言ってカレーを作ることにしようっと。
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介護離職

日記
06 /11 2014
TVを見ていたら覚醒剤中毒患者の話題があってその中に40代の男性がいた。
きっかけは母親の介護で離職し、このまま人生が終わるような気がしたと言っていた。

介護離職者は年間10万人に上るらしい。私もその中にいるのだけど。
離職した人のほとんどが1度くらいは先が見えなかったり人生の終わりを感じていると思うけど、そのほとんどの人が覚醒剤には走らない。
一緒にしてもらっては困るのだよ。怒!!

これまで経済的な理由が一番で必然的に働いてきたが、いざ働けなくなったら恐ろしいほどの社会との疎外感を感じる。
人との関わりが大事だと言うことを思い知った。
少し落ち着いたらまた働けるだろうと思っていたが、離職したのは間違いだったかもしれない。
短時間でも仕事を続けていたら、母は通所を続けていたかもしれない。
母のためにも通所は続けるべきだと思っているが拒否はかなり強い。

しかも当の本人は寝たきりになりたいと言っている。
「ずっと寝ていられたら幸せだと思うのよ」と本気らしい。
そんなこと聞いていると、なんだか面倒見るのもあほらしくなって、いっそのこと寝たきりになってくれた方が楽なんじゃないかという気もしてくる。
そしたらヘルパー頼んで社会復帰できるじゃん。ま、絵空事ですけど。

そう言いながら母が週1デイケアに通うものと思い込んでいたので、7月からの区民体操教室を申し込んでしまった。
シニアストレッチ教室…ホントはもっと若い人のクラスに入りたかったがしばらく動いていないので無理をしないことにした。
昼間1時間で行き帰りを含めたら1時間半くらいだ。
母は「留守番する(寝ている)からいい」と言っているが不安はある。

でもこれは私の為。介護地獄に落ちないための小さな賭けかも。
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癒し

日記
06 /08 2014
「寒いわ~。なんでこんなに寒いの?」
起きてくるなり母が文句を言っている。

暑いの寒いの雨が降るんでしょだの気持ちが悪い天気だの…
天気だろうと世の中のことだろうと文句を言わないと気がすまないらしい
挙句に「こんなに気持ちの悪い天気の日は何か起こるんだよ。」と言う。
誰がそんなこと言っていたのかと聞いてみると
「みんな知ってるよ。そんなことぐらい。」と見下すように言う。
へ~そうなんだ。知らなんだ。と言っておく。

母が家にず~~~~っといることが決まってから、なんだか絶望感のようなものが頭をよぎる。
同じ話の繰り返しは生きる気力を削がれるよ。
特にお金の話。
「うちは1か月どれくらい使うの?」って毎日のように聞いてくる。
Excelで収支表をば~~んと作ってやったが、見てもよくわからないから漠然とした不安が常にあるらしい。
でもさぁ、何回一生懸命説明してもすっかり忘れるじゃん。
だから真剣に答えれば答えるほど消耗度が大きいの。

介護保険ってさぁ、介護する人を救う制度でもあるはずなんだよ。
認知症の人は褒めるといいと言ってたけど褒めるところを探すのが大変なんだよ。
そうやってぶつぶつ言いながら私の人生は過ぎていくのだろうか。

妹は相変わらず母を師と仰いでいるので家にいる時はずっと母の近くにいてくれる。
何度も歯磨きさせられたり、何度もトイレに行かされたり、変な格好させられたりしても母は絶対的に母なのだ。
私の言うことは聞かなくても母の言うことはちゃんと聞くしね。

よく考えると妹の存在は大きい。
特に何もしてくれないけど、私の癒しにもなっているんだ。きっと。
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困ったぞ

日記
06 /07 2014
見学したデイケアを断ってしまったのでデイケアへの道は閉ざされてしまった。
私の住む地域にはデイケアは少なくなかなか入れない。
母は別のデイケアに1年ほど通ったが突然中止を宣告され、すぐさま近くのデイサービスに移ったものの「私には幼稚すぎる」と、どんだけ上からなの?発言ですぐにやめてしまった。

通うならデイケアがいいと言うので今回紹介してもらったのだ。
しかしすぐには空きがなく自宅待機期間が3か月かかってしまった。
その間、自宅にへばりつく生活をしてしまいもう行く気にならなくなってしまったのだ。

母は中期のアルツハイマー型認知症と診断されていて顕著な記憶障害はあるものの意思表示はしっかりできる。
だから強引なことはできない。言いくるめるにも限度がある。
社会とのかかわりが大切なことは分かっているはずなんだけどいつも楽な方に逃げる。
これじゃあショートスティなんて夢の夢だぁぁぁぁ。

さぁ困ったぞ。これから母は常に家にいる。
1時間くらいの買い物なら何とかなるだろうがそれ以上は自宅に残したまま出られない。
連れ出すにはとてつもないパワーがいる。
ちょっとした買い物に連れて行くわけにもいかない。

認知症の行方不明者が社会問題となっている昨今、何かあったら介護者の責任を問われるんだもんね。
さぁ困ったぞ。
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行かない

日記
06 /06 2014
先日見学したデイケアの件でケアマネから電話があった。

見学の日、母の様子を見に行ってくれたそうで、一人の方と話し込んでいてちょっとご挨拶したら覚えていてくれました、レクにも参加されましたよと報告あり。
母のケアマネはよくやってくれる方で当たり!。
私と歳も近く、いやいや私の方が5つ上だったのだけど彼女が勝手に近いと思っていたようで、実年齢を知ったとたん敬語になったというお茶目な人です。

母の方は帰ってきたらなんだか浮かない表情で。
どうだった?なにしたの?食事はおいしかった?と聞いても
「…どうだったかな」「覚えてない」「何もしなかった」と答える。
いろいろ問い直しても全く様子を伝えられない。
3か月の間に意識や気力や能力がかなり低下したように思えた。
そして「すぐやめたら悪いよね」「家にずっといたらダメなんだよね」とぐずぐず言い始めた。

そんなことは分かっていた。
外出が嫌いで家で寝て暮らしたいが口癖で、それでも認知症の進行が怖いからデイケアなら行くと言ってケアマネにお膳立てしてもらったのに。
結局、見学したデイケアがいいとか悪いとかじゃなくて行きたくない気持ちが強いのだ。

行きたくないんでしょ?と聞くと「…行きたくない」
理由を聞くと「ちょっと品がないっていうか私には合わない感じ…」
って、いつから奥さまになっちゃったのよ。

ケアマネに言った。
申し訳ない。母さまは行かないと申しております。
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歯がない

日記
06 /05 2014
「ないないないない…」母が朝から騒いでいる。
洗面所に置いてあったはずの部分入れ歯がないと言うのだ。

だいたい、置いてあったはずというのが曲者で、本当にそこにあったのかまったくもって定かではない。
母は決まった場所に置くとか、元の場所に戻すことが難しくなってきている。
だから毎日のように物がなくなり、毎日のように捜索作業をしているのだ
おまけに進んで探すそぶりもなく騒ぐところがかわいくない。

しかし私には言ってこない。
あまりにも頻繁に起こることなので、私がすぐに探そうとしないことを知っているのだ。
だからわかるはずもない妹に「歯、知らない?」とわざと大きな声で聞いて注意を引こうとしているようだ。

ふん!そんな手には乗りませんよ!!

しばらくすると「ねえ、歯がないのよ~」と言ってくる。
どこに置いたの?ちゃんと探したの?と聞いてみる。
「ゆうべ洗面所に置いたはずなんだけど。」と言う。
なら、あるんじゃないの?とそっけなく言ってみる。
「誰かが持って行ったんだろうか?」と言う。
へ? 誰が? あなたの入れ歯を?? いやいや誰も持っていきませんよ。

いつもその辺の食器にポイッと入れてしまうので子供はとても嫌がっていた。
万が一自分の食器に入っていたりしたら速攻捨てないとと思っていたくらいだ。

流し台の上にペットボトルがあった。その陰に母の湯飲みが。
そ~っと覗く。ありましたけど~~。
「誰がこんなところに持ってきたんだろうか」と母。
あの~ありがとうって言うんじゃないんでしたっけ?普通の人は。
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迷う

日記
06 /03 2014
今日はデイケアの見学がある。
見学と言ってもほぼ行くことになっているのだけど。
久しぶりの外出に母は朝からうろうろして落ち着かない。

「ねぇ、着ていく服がないんだけど。」と言うが昨日のうちに全部用意して吊るしてあるのだがさっぱり覚えていない。
「これにしたらいいんじゃない。」と母…そうそう昨日そう言って決めたんですけど。
服はTシャツだけでも50枚以上あるのだが着心地がどうのとうるさくて着られるものはほとんどないと言う。
着られないなら処分してほしいのだが全部買ったものだからとんでもないと言う。
まさにタンスの肥やし、いやいや家中肥やしだらけだ。
だからいつも服を選ぶときは宝探しのようになる。

ふさわしい服を選ぶことも難しくなっている。
昨夜、お風呂上りに着ていたありえない服!!
80の婆さんがお尻が見えそうな服を着ていた。ズボンは履いていない。
まったくどこから探してきたんだろうか。
これこれ↓
201406031134000.jpg

これはないよ~と言ったが
「着る物が何もないし誰も見ないからいい!!」と言い切る。
パジャマは他にもたくさんあるよ~と言っても暑いのきついのと文句ばかり言う。
それでも何とか言いくるめて違うものに変えてもらったが、まじか??と思うほどふさわしい服が選べない。
好きなようにしたらいいよと言ったら楽なんだけどそうもいかないかな。
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uncha

認知症の母を見守りながら生きています