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美容院

日記
05 /31 2014
朝から母が美容院に行きたいと言って追いかけてくる。
自分がしたいことがあると、頭の中がいっぱいいっぱいで同じことをずーっと言い続ける。
わがままなのか認知症のせいなのか、最近その傾向は強くなっている

ケアマネからデイケア見学の話があった。
通所を辞めて3か月、痛い痛い、眠い眠いでだ~らだらすごしていることに少しは危機感を覚えたのか、今回は行く気になっている。
母は3か月間、受診に行く以外はほとんど家を出なかった。
化粧もせず服装にも気を使わず、ぬぼ~っとただ生きていた。
「お化けみたいでしょ?」と母が言う。
正解!!まったくその通りです。
それで美容院、美容院とうるさく追いかけてくるのだ。

そのお化けを連れて通いなれた美容院に行った。
そして行くたびにする同じ質問を繰り返す。
「こちらは顔そりはしないんでしょ?」しないんですよと美容師さん。
5分もたたないうちに
「こちらは顔そりはしないんでしょ?」しないんですよと美容師さん。
私はごめんなさいと頭を下げながら見ていた。
4~5回繰り返したその時、美容師さんに異変が!!
しますしますと電気カミソリを手に顔そりもどきをしてくれたのだ。
すみません、ありがとうございますとお金を払いお店を出た。
もちろん顔そり代はない。

車に乗り込むと、母が「顔そりはへたくそだね。」と言った。
まったくもう。誰のせいでわざわざ顔そりをしてくれたと思ってんのよ。
どんだけひやひやしたと思ってんのよ。
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固まる

日記
05 /30 2014
母は総合病院の物忘れ外来と整形外科を6~8週間毎のペースで定期受診している。
毎日毎日、腰が痛い、足が痛い、体がふらふらする、眠たくて起きていられない、ふくらはぎの血管がこぶになっている、死にそう…とこれでもかこれでもかと訴えるので、受診の時に先生とよ~く相談してねと念を押してから診察室に入る。

ところが診察が始まるとぼ~っと斜め下を向いたまま微動だにしない。
毎度のことだが固まるのだ。
お加減は?と医師から聞かれても動かない。
ちょいちょいとつついて促すとやっと答える。
「とくに変わりは…」とちぃさ~い声で言う。
おいおいおい、違うだろう。いつも言ってることを聞いてみてよ。
「あの~なんと…お答えすれば…よろしいの?」と私を見る。
あなたはお公家さんかよ~~。

母はスーパー内弁慶だ。
家の中では言いたい放題で「出て行って!」なんて平気で言う人だが、一歩外に出るとおとなしくて優しそうなおばあさんに変態する。
私からするといつも通り医者にここが痛いあそこが痛いとぶちまけてくれたらいいのにと思うのにいつもこんな調子だ。
腰が痛いのよねと言うと「うんうん」
ふらふらするのよねと言うと「そうそう」

結局いつもと同じ薬が処方された。
病院を出たとたん、母は
「あ~疲れた。腰が痛くて死にそう。」と言った。
あのね、だから病院に行っているんだよ。
その言葉、なぜ診察室で言ってくれないんだよ~。
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働きたい

日記
05 /27 2014
今日は夕方から妹の施設との面談があり、それまで何をしようかと考えていた。
介護離職して1年3か月。
主婦を20年ちょっとやっていたが勤めに出なかったのはほんのわずかで専業主婦の経験もない。
実家に帰ってきてから勤めた介護施設は7時30分出社だった。
居候の遠慮から朝ごはんを用意してから出かけるので5時には起きていた。

今は何の拘束もない。
庭の草むしりや害虫の駆除やトマト植えたり花植えたり。
家は中も外もずいぶんきれいになったが、わが身はとてつもなく朽ちた気がする。
だって朝の10時に、はて?顔洗ったっけ?なんて毎日なんだもの。
花柄としましまの上下着てても平気なんだもの。ダメだよね。
仕事を持ちながら介護をしている人にはゆるいと言われそうだがどうしても働きたい。
社会と疎遠になっている焦りや自分のお金を持ちたいことも大きい。
60歳定年なんて言われたら先はそう長くないのよね。

求人チラシを見ていると
母が「仕事を辞めさせて悪かったね」と言う。
あまりにもまともなお答えに心を見透かされたようで驚く。
「働きに行ってもいいのよ。でも人が来たらどうしたらいい?」
「地震が来たらどうしたらいい?」「携帯のかけ方がわからない」と不安をぶちまける。
結局あなたは一人になるのが嫌なのよね。
誰かを頼っていたいのよね。
でも、通所には行きたくないのよね。

今朝はいきなり「お風呂ってどこだっけ?」と母はへらへらしながら言った
あ~やっぱり無理なんだよね~。
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パンツ

日記
05 /25 2014
母はグンゼの白いでかパンがお気に入りでもう長いこと履き続けている
妹もサイズは違うがお揃いだ。ちょっとかわいそうなんだけど。
母から「パンツがないから買ってきて」とよく頼まれていた。
なんでそんなになくなるんだろうと不思議だったが言われるがままにしていた。

引き出しの奥にビニールに入った塊があった。
それがパンツだと知ったのは1年くらい前だったと思う。

母は洗濯するとき洗剤をほんのわずかしか使わない。
これは親戚のおばさんが気づいて教えてくれたことだ。
「だって汚れてないから」と母は言う。自浄作用でもあるのか??
ところが案の定パンツは洗ったにもかかわらず、時間がたつにつれ汚く黄ばんでしまい履くに履けずもったいないと捨てるに捨てられず、引き出しの肥やしになっていたのだ。
その数30枚は超えている。

これまでも何度かなんとかならないかと頼まれ漂白もしたが効果はなかった。
すべては母の洗剤が少ないことが原因とくどくどくどくど説明したのに、また今日が初めてのようにパンツがどうのと言い出した。
あ~もう。すべてはあなたがやったことでしょと言ってやったわ。

先ほどから、洗濯機のまわる音がする。
母が「やっぱり納得できないから洗ってみる」と言う。
この前も洗ったよ~と言っても「そんなことないよ」と。
あ~もう、あ~もう。知~らない。
何度でも何度でも好きなだけ洗えばいいさ!!
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介護福祉士

日記
05 /24 2014
私は介護福祉士の資格を持っている。
だから母は「プロがいるから安心なのよ」なんて親戚のおばさんあたりに話している。
もともと福祉の仕事なんて全く興味なかった。
企業に解雇されて実家に戻ってきたが働かないわけにはいかない。
事務職歴20数年だったがどこも雇ってくれなかった。

社会福祉主事任用資格に該当していたのでなんとなく介護の道へ。
たまたまデイサービスに採用されたが49歳のずぶの素人だ。
入浴介助だ排泄だと、3日で辞めようと思った。
しかし背は腹に代えられない。子供の進学があったから。

父が亡くなるまで3年半、その間に介護福祉士にもなった。
仕事だから入浴も排泄も介助できるけど。
介助どころかいろいろと大変な目にもあったけど。
それでもいい仲間にあえて、ある時は必死で出し物を考えて、面白おかしく仕事を続けることができたけど。

でもね、家族に対しては抵抗がある。
母の認知症だって、これからの姿は予想できるけど、だからと言ってうまくやっていけるとは思わない。
家族を看るって、簡単じゃないよね。
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戸締り

日記
05 /23 2014
母には戸締りにこだわりがある。
外出するときには、何度も何度も家中の窓の施錠を確認しなければ出かけることができない。
日中もそうだ。
ここ3か月は通所にも行っていないのでほとんど毎日家にいるのだが、30分に1度くらいのペースで玄関やら窓の施錠を確かめに行く。
かぎは1回開けて閉めて、もう1回開けて閉めてドアをガチャガチャと引っ張る。
のぞかれているとか、話を聞かれているとか、狙われているとか…。
被害妄想なのか警戒心なのかわからないが一緒にいると出るのはため息だ。

これが夜も続く。
夜中に2度3度と階段を下りて行く。
どうしたのと聞くと「鍵かけてなかったのよ」とパタパタとあわてている。
そして「かけてあったわ。勘違いしてた。」とへらへらしながら寝室へ。
30分もするとまったく同じことが初めてのように繰り返される。
ほぼ毎晩ね。

そして翌朝、生気のまったくない顔で「ねえ、どうしてこんなに眠いの?」が始まる。
「夜中は1度も起きてないしよく眠れてるし。」
うーん、そりゃあれだけうろちょろしてたら寝不足だよね。
「すごく具合悪いから横になる」と言って夢の国に行ってしまった。

昼間の寝たきりはこれが原因なんだと確信している。
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我慢

日記
05 /22 2014
子供の話をちょっとだけ。
5年前実家に戻ってきた時、子供は高校3年生だった。
私は大手企業で契約社員をしていたがいきなり切られ、とたんに生活困難に。
なぜならその頃子供の父親は収入0の自称自営業だったから。

子供は人の気持ちがわからないとか情緒が未熟な困ったちゃん。
私に話したいことがあると手前に母がいても全く目に入らない。
そういうことが何度かあってついに母の逆鱗に触れてしまった。
そこには理由もあるわけで、子供の父親が散々迷惑をかけながらその後何の音沙汰もないことに母は遺恨を持っている。
子供が母を邪険にしているように感じその姿を重ね合わせているのだ。

「我慢できない。一緒に住めない。」と母は吐き捨てるように言った。
その時は本当に険しい顔つきで今すぐ何とかしろという勢いだった。

子供の就職は厳しく卒業直前に決まったが派遣のようなもの。
母の希望通り、おととい遠方へと行ってしまった。

はたして母はそんなことがあったと覚えているのだろうか。
「いつ帰るの?」「どんな仕事をするの?」と朝から何回も聞いてくる。
でもね、これからどんどん手がかかる母の近くにいてもきっと嫌なことが多いだろうから、結果として良かったと今のところ思うことにしている。
ホントは心配でさみしいけどね。
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仮老衰

日記
05 /21 2014
今日は雨で少し肌寒い。
午前中、私は妹の定期受診に付き添い、母は自宅で3時間ほど留守番をしていた。
一人で留守番してもらうのは心配なのだが、雨の日は傘をさしての歩行が危ないので仕方がない。

受診を終えて、ちょうど正午ごろ帰宅すると母がボーっとして出てきた。
はは~ん。寝ていたのか。

最近の母はほんとに具合が悪いのかどうなのかわからない時が多く静かだなと思うと十中八九寝ている。
食欲が十分あることを除いたら老衰なの?と思ってしまうくらいだ。
おまけに今日は寒い寒いと暖房をつけようとした。
手にしていたのは電話の子機だったのだけど。
それ電話だよと言うと「そんなの知らない」と想定の範囲内。

室温23度だし母は綿の入ったはんてんを着ているしありえないだろと思って、暖房はいらないよ~と言った。
あ~これが気に入らなかったのね。
だんだん口がとがってきて「寒くて寝ていられない」と怒っている。
否定されることがたまらなく不快らしい。
母曰く、としを取ると我慢ができないそうだ。

そうかなぁ。ふつう丸くなるとか諦めるとか、そういう方向になると思うんだけどな。
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柿の花

日記
05 /19 2014
庭の柿の木に初めて花がついた。
父が植木鉢に入った小さな木を買ってきてちょうど8年になる。
桃栗3年柿8年とはよく言ったものだ。

あろうことか父はこの柿を鉢に入ったまま植え替えもせず育ててしまい鉢の底から根が出て鉢植えのまま庭に根付いてしまった。
葬儀の時叔父が、なんで鉢のままなんだ、これでは実はならんと言っていたので、鉢を割って盛り土をした。
ど~よ、努力は実るものだわ。

早速母に言うと「へ~うちに柿の木があるの?知らなかった。」と言う。
そこからかよと思いながら植木鉢を割り盛り土し肥料をまき…とこれまでの苦労を話した。
すると「へ~庭があるの?見たことないから知らない。」と驚愕の発言が飛び出した。

おいおい待てよ。
あ~た毎日洗濯物を干すのに外に出てるでしょ。そこが庭なの。
窓を開けると木が見えるでしょ。
雨が降ると水はけが悪くて水たまりができるって文句言ってるでしょ。
そこが庭なんです!!!!
柿の花が咲いた感動はどこへやら。
母のすっからか~んの記憶に改めて失望してしまった。
落ち着いたらまた話すわ。
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入浴拒否

日記
05 /18 2014
困ったものだ。
最近母が入浴を渋りだした。
いや、今に始まったことではない。もともと入浴は嫌いなのだ。

通所を利用しているときも入浴は断固拒否だった。
「入浴しないのは私くらいしかいない」と妙に自慢げに語っていた。
その時の言い訳は自宅で十分入れるし共同風呂は嫌だから。

母の故郷の習慣では入浴は家長、男、女…と入るものらしい。
だから自分は一番最後と決めている。
そうやってぐずぐずしている内にめんどくさくなって入りたくなくなるのだ
それも体がふらふらだとかしんどいとか言い訳する。
もう80歳だしこちらも無理にとは言わないがちょいちょいわがままが見えてかわいくない。
子供の帰宅が遅くなることが続いた時など
「帰ってこないからお風呂に入りたいのに入れない」と文句を言う。
先に入ればいいじゃないと言うと「お風呂が汚れると悪いから」と。
子供はシャワーでいいんだからと言っても「そうはいかない」と。
もう決めちゃってるのよ。は・い・ら・な・いって。
私も妹の介助で手いっぱいだし全く困ったものだ。

で、言ってみた。
お風呂に入りたいのに入れなくて困ったね~。
仕方ないから入浴サービスに来てもらおうか?
「今日は入れる」と3日振りのお風呂に向かったとさ~。
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uncha

認知症の母を見守りながら生きています